要請番号(JL00918A05)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サバ州自然環境・文化・観光省
2)配属機関名(日本語)
サバ州公園局クロッカー山脈公園事務所
3)任地( サバ州ケニンガウ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サバ州公園局は1964年に設立され、約38万ヘクタールの森林、公園、海洋公園の管理を行っている。サバ州内には自然公園と海洋公園を合わせて8つの州立公園があり、運営管理や希少動植物の保護、エコツーリズムの推進等を主な業務としている。世界自然保護基金(WWF)等の国際機関との連携の他、JICAでは「サバ州を拠点とする生物多様性・生態系保全のための持続的開発プロジェクト」を実施(2017年終了)。前任者は2016年度3次隊でコミュニティ開発隊員として活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、州立公園周辺地域内に居住しゴムの生産をしている住民に対し、開発をしても良い地域Community Use Zone(CUZ)の設定と開発してはいけない地域を明確化し、原生林の保護を実施している。住民の多くがゴム栽培や稲作等の農業に従事しているが、十分な収入が得られないため、ゴム等の農産物栽培面積を拡大しようとしている。これら栽培面積拡大による森林伐採を防ぐために公園局では新たな収入源の創出に向けた取り組みとして、手工芸品製作、観光客誘致のためのホームステイビジネスを紹介してきた。これら新規導入産業が定着するためには、品質管理、マーケティング、PR等の更なる取り組みが必要である。そのため、公園局では消費者側の立場に立った助言が可能な外国人としてJICAへのボランティア要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.住民の人間関係、生活状況、ニーズなどの社会調査を行う。
2.住民の手工芸グループへの参画を促し、組織強化、研修会、手工芸品の品質向上、生産体制の強化、マーケティング、
PR等の取り組みへの支援。
3.住民のホームステイプログラムへの参画を促し、組織強化、研修会、マーケティング、PR等の取り組みへの支援。
4.コミュニティに対する環境教育への啓発やエコツーリズムの推進に関する活動も状況に応じて実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
上司(男、55歳、短大卒、経験36年)
コミュニティ住民(男女)
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導する上で必須
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導する上で必須
[参考情報]:
・具体的には下記のような経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
山間部、村落部での居住となり、生活環境は厳しく、不便である。