要請番号(JL00918A10)
募集終了
5代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
首相府経済企画院
2)配属機関名(日本語)
サバ州湿地保全協会 コタキナバルウェットランド
NGO
3)任地( サバ州コタキナバル ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サバ州湿地保全協会が管理運営するコタキナバルウェットランドは、都市部に位置する珍しいマングローブ湿地で、2017年にラムサール条約に登録された。1996年にバードサンクチュアリー(鳥類保護区)として運営が始まり、2000年には「コタキナバルウェットランド」として開園した。湿地の環境保全の重要性が広く認知されるように、「保全・教育・余暇・観光・研究」を軸に、国内外からの観光客や学生、地域住民向けの環境教育、マングローブの植林活動を実施している。過去にJICA技術協力プロジェクトとの協力や4代に渡り環境教育の青年海外協力隊(JV) を受け入れている。開園日は火曜日から日曜日(月曜休園)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はサバ州コタキナバルから3km離れた郊外の住宅街に立地している。24ヘクタールの敷地内には見学用のボードウォークが整備されている他、マングローブの重要性を啓発するための展示ホールもある。国内外からのスタディツアーや研修、企業のCSR活動の一環としてマングローブ植林プログラムを運営するなど、湿地保全のための活動を行っている。過去のJVが環境教育のプログラムを取り入れ、日本からの訪問客を獲得し寄付金に頼らない提案をした。現在活動中のJVはIT技術を取り入れ、ウェブサイトの改良やSNS等を使用したプロモーションを実施し、効果をあげている。今後更に多くの訪問者を得て、より効果的な環境教育を実施し、近年失われつつあるマングローブを再生する事を目標としている。NGOであるがゆえに慢性的な人材不足のため、少ない人数でも機能的に運営できるようなアイデア共有を期待してのボランティア要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚スタッフと共に国内外からの訪問者への効果的な環境教育を考え、実施し、来園者への対応を行う。
2.マングローブ湿地の重要性を示し、環境保全の啓発を広めるため、ウェブサイトの管理などIT技術を利用した企画や広報活動を提案し、実施する。
3.同僚スタッフと共に寄付金に頼らずとも経営が成り立つような仕組みを共に考え、提案する。
4.住宅地に隣接しており、生活排水や家庭ごみの流入が問題となっているため、排水路の整備にかかる情報を把握し、改善に向けた提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
セミナールーム、事務機器、メインテナンスに必要な用具など
4)配属先同僚及び活動対象者
マネージャー(30代・女性・経験13年)
同僚4名(20代中頃・男性2名・女性2名・経験1-2年・大卒環境系学士)
用務員(60代・男性・経験16年)
世界各国からの観光客、スタディツアー、現地学生、政府関係者、旅行代理店など
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:植林の準備など力仕事が多いため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚に合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:地元企業との交渉力企画力が必要
[参考情報]:
・企業等での営業経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
週末・祝日も営業しているため、シフト勤務となる