2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00918A15)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省特別支援教育局

2)配属機関名(日本語)

サラワク特別支援教育サービスセンター

3)任地( サラワク州クチン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省直轄の特別支援教育サービスセンターでは、州内の障害児支援に係わるサービスを、特別支援学校(視覚障害)に併設された施設で提供している。障害児の早期療育、支援提供に係る障害の評価や、リハビリテーション、療育相談、家族や特別支援学級教員に対するそれらの技術指導も行っている。管轄区内には特別支援学校、特別支援学級が設置されているプライマリースクール(日本の小学校1年生から6年生)、セカンダリースクール(日本の中学1年生から高校2年生)がある。同サービスセンターには言語聴覚士が在籍している。ボランティアは主に市内の特別支援学級の巡回指導を行う。2016年9月まで青年海外協力隊が活動をしていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マレーシアでは中央教育省管轄の特別支援学校(聴覚・視覚障害)と各州教育局管轄の特別支援学級(一般校内に設置)で障害児教育を実施している。教員養成大学では特別支援教育の専門課程もあり、各学校には特別支援教育の学位や修士を持った教員も指導にあたっているが、ほとんどの教員は通常学級の免許を持っているのみで、短期間の研修を受けた後、特別支援学級配属になる事が多く、障害児教育の専門的な知識や経験に乏しい。また、マレーシアでは特別支援学級であっても、座学重視のカリキュラムが主のため、障害の特性に合わせた教育の導入、TEACCHやABA(応用行動分析)などを取り入れた授業、情操教育への取り組みが課題である。ボランティアから障害に合わせた支援方法を学ぶだけではなく、日常生活の介助、さらには教員のモチベーション向上を期待しての要請となった。自閉症やダウン症、比較的軽度の知的障害のある生徒が通学している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は4ヶ月から6ヶ月毎に市内の特別支援学級設置の学校を巡回する。
1. 教員と一緒にクラスに入り、ADHDや自閉症などの発達障害のある生徒への指導上の課題やニーズを探し、改善のための提案を行い、ワークショップを開催する。
2. 個々の障害特性に合った教材・教具を身近な素材で作成・使用する方法を紹介し、同僚教員と共に授業に用いる。
3. 体育や音楽教育の重要性を示し、その中から得意な分野の支援方法を提案する。
4. 教員資格を持たない特別支援教育支援員に対し、トイレ介助やその他支援方法の指導を行い、より障害の重い児童の受入れ体制を整える環境作りを支援員と共に取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

図画工作の道具、楽器(リコーダー、カスタネット、オルガン)

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚の教員は実務経験1年から10年、多くが女性、年齢22歳から35歳、学歴は大卒、短大卒、高校卒。
カウンターパートは実務経験4年、女性、29歳、大卒(特別支援教育)。

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭または養護学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:現地教員を指導する為

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】