要請番号(JL00918A17)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性家族社会開発省
2)配属機関名(日本語)
サラワク州福祉局
3)任地( サラワク州クチン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サラワク州福祉局では、障害者・子ども・高齢者・青少年・災害時の支援など社会的弱者の支援を行っている。障害者部門では、障害者の登録やその他支援・各サービスの提供している。州全体で51か所にのぼる地域社会に根差したリハビリテーションセンター(CBRセンター)を管理しており、福祉局に所属の各療法士による巡回リハビリテーションや小規模作業所の運営など障害者福祉の向上に取り組んでいる。全51か所CBRセンターは南部・中部・北部に分かれ各支所がそれぞれ管轄しているが、配属先である本部が全体を統括をしている。2015年1次隊・作業療法士、2016年1次隊・体育のJVが活動をしていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マレーシアのCBRセンターは障害児・者の支援施設として、地域社会に根差したサービス提供を目標としている。福祉局独自で各支部に言語聴覚士・理学療法士・作業療法士を採用し、小規模作業所運営以外にもリハビリテーションや訪問指導等を行っている。主な利用者は知的障害を伴うダウン症や自閉症、脳性まひの方が多く、学校へ進学できない重度障害のある子どもや学校卒業後、就職できなかった成人が多い。各CBRセンターでは有償ボランティアとしてスタッフが働いているが、障害児者支援に対しての知識がほとんどなく、福祉局主催の研修などに参加して学んでいる。これまで活動してきたボランティアはワークショップの開催や、同僚療法士への指導などを実施し、高い評価を得てきた。今回は、障害者福祉の更なるサービス拡充、また広大な範囲を効率よく管理・指導できるようスタッフの知識向上を目的としてボランティア要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは本部所属となるが、南部支所管轄のエリアを中心に同僚療法士と巡回指導を行う。
1. 利用者に対するリハビリテーションの質向上のため、障害に応じた技術の提案や、身近な素材を利用した自助具やリハビリテーション装具の紹介を同僚療法士と協働してCBRセンタースタッフへ広める。
2. 利用者が出来る限り身辺自立出来るよう、感情コントロールや日常生活スキル向上のアクティビティを同僚と共に考え推進する。
3. 障害児・者支援に関するワークショップ・研修会を同僚療法士たちと協力して企画運営する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各CBRセンターにより異なるが、ミシンやキッチン、運動用具などがあるセンターもある
4)配属先同僚及び活動対象者
言語聴覚士(女性30代 経験3年)
作業療法士(女性30代 経験3年)
理学療法士(女性30代 経験3年)
各CBRセンター主任(経験5年-)
利用者は主に知的障害等のある幼児から成人まで
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と合わせるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚に指導するため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)