要請番号(JL00922A10)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
マレーシアプトラ大学(UPM)
2)配属機関名(日本語)
マレーシアプトラ大学(UPM) スポーツセンター
3)任地( スランゴール州セルダン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
UPMは農学部を起源とする同国の国立総合大学である。スポーツセンターは38種類のスポーツ競技を通じ、より有能な人材育成を目指しており、大学のみならず高校、社会人等のアスリートに対するトレーニングや各競技の普及活動を行っている。学内、国内、国際大会に向けた各競技者の選抜の他、スポーツ文化発展のためのプログラム、研修会の企画・実施、各種練習・大会用機材の調達も行っている。なお配属先にはラグビー、アーチェリー等の競技の有能な指導者や東南アジアトップレベルのアスリートがおり、また、卒業後に当該大学や他機関施設のスポーツトレーナー等になる者もいる。2020年8月まで青年海外協力隊1名(野球)が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国内には配属先の他にも選手養成機関はあるが、専門的知見で選手の身体能力、体力強化を管理指導できる人材は不足している。そのため各競技大会出場に向けた選手へのトレーニングを実施していて、比較的指導環境が良い同配属先に、大学卒業後の選手が多数在籍している。主に、ラグビーやアーチェリー、セパタクローなど7競技に取り組んでおり、各種競技において国際大会等に出場してはいるものの、競技によっては好成績を残すことができていない。身体能力の向上や体力強化に力を入れて取り組み、ひとりでも多くの選手がUPMを拠点に国際大会等で好成績を収めることにより、マレーシア全土にスポーツの素晴らしさを拡充していきたいとの配属先の強い思いから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.各種競技の選手、コーチ、マネージャーとの定期的なミーティングを実施し、各筋力強化トレーニング、敏捷性トレーニングなどを用いて基礎体力の向上、・身体能力の強化を目指す。
2.上記トレーニングの評価方法を考案し、包括的なトレーニングプログラムを構成する。
3.各大会結果を踏まえ選手のパフォーマンスを分析し、改善方法を提案、実施する。
4. トレーニングによる各能力変化の評価し、評価に基づく改善、関係者への報告を行う。
5.可能であれば、配属先にあるスポーツ科学科と協働し、スポーツ科学に基づくトレーニングアプローチを提案・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
トレッドミルやスピニングバイク、クロストレーナーなどの有酸素系マシン数台
レッグカール、ラットプルダウン、チェストプレスなどのウェイトスタックマシン数台
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:スポーツセンター長
部長(30代男性、元十種競技マレーシア代表)
活動対象者:
学生、各種競技コーチおよび選手、スポーツセンタースタッフなど
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(コンディショニングコーチに類する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:体育やスポーツ学部卒が望ましい
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:スポーツチームでの指導経験
[参考情報]:
・スポーツトレーナー関連の資格(選択肢になし)必ず
・スポーツ科学に関する知見と経験(選択肢になし)必ず
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
NSCA-CSCS:コンディショニング&ストレングススペシャリストの資格があるとよい。活動時間帯は主に夕方以降、休日の活動もある。新型コロナウイルス感染症の感染状況等に応じ、活動内容は適宜配属先と調整する。