要請番号(JL00922B15)
募集終了
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ダトゥック・スリ・アブ・ザハール・イスニン職業訓練カレッジ
3)任地( マラッカ州ジャシン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2000年に職業訓練高等学校として設立された後、2014年に職業訓練カレッジとして再編されたカレッジである。配属先にはビジネス学科、ホスピタリティ学科、情報通信技術学科が設置されており、16-19歳までの学生約550名、教員数約100名で運営されている。6か月毎の2期制を採用しており、入学後最初の2年間の基礎課程修了後に各専門分野の高卒相当資格(職業訓練教育)を取得できる。また、進級試験に合格した後に更に2年間の専門課程・実習経験を積むと短大卒と同等資格(ディプロマ)を取得できる仕組みになっている。コロナ禍ではオンライン授業も展開され、Googme Meet、WhatsAppやTelegramなどのアプリも活用されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属するホスピタリティ学科の調理師コースは2015年に新設されたコースである。当該コースの講師数は10名、各学年の学生数は約25名、2-4学年計約70名である(コロナ禍により新規入学が一時中断していた)。授業時数は毎週4時間、休憩時間を設けながら1日に5コマの授業を展開している。理論と実習の割合は2:8である。当該コースでは現地料理に加え、世界各国の料理を題材にした授業を展開している。日本料理では寿司や餅、てんぷらなどを題材として扱っている。講師は調理や家庭科の教員資格を有しているが、料理業界での実務経験とその技術が不足している。このため、現地食材を用いた日本料理の紹介、調理実習等を通じ、講師や学生に対し調理の基礎知識と技術力向上が強く求められ、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
調理師コース講師らと協働し、主として下記の活動に取り組む。
1. 自らの知識、実務経験を各関係者と共有し、野菜や魚介、肉の切り方などのアドバイスを授業内に取り入れる。
2. 各国料理の食材準備や調理法、料理に適する切り方、料理の盛付けや配膳等に関するアドバイスと授業支援を行う。
3. 現地で手に入るハラル食材を用いて、日本料理をはじめとした各国料理の調理の紹介や、適した調理器具についての提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
調理室3部屋(内2部屋は火を扱う調理室、1部屋は製パン・製菓用の調理室)、ガスコンロ、オーブン、レンジ、ミキサー、冷蔵庫は各業務用サイズ、調理台、一般的な調理器具・配膳食器具多数有り
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: ホスピタリティ学科長(30代男性、学士、勤続年数6年)、調理師コース長(30代女性、学士、勤続年数10年)、講師10名(20-30代、男性2名・女性8名、学士)
活動対象者: 調理師コース講師(20-30代男女10名)、学生(2-4学年約70名)
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先要望のため
[参考情報]:
・調理系の「専門学校卒」以上 必ず
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
新型コロナウイルス感染症の感染状況等に応じ、活動内容は適宜配属先と調整する。