要請番号(JL00923A02)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・家族・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
モンフォート ボーイズタウン
NGO
3)任地( スランゴール州シャーアラム ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カトリック系キリスト教の全寮制職業訓練校。同校を運営するNGOは、本校の他にマラッカ州、サバ州とシンガポールに同様の学校を保有・運営している。16から22歳の孤児や中学校を中退した学生を含む経済的に恵まれない家庭の男子と女子を対象として、2年間の職業訓練と人間形成を行っている。学生数は380名、職員61名、年間運営予算は約2400万円。同校には、人的資源省のカリキュラムに則った2年間の職業訓練コースがあり、自動車整備、電気設備、機械工学、設備整備、製菓製パン、ホスピタリティ、グラフィックデザイン&マルチメディアの7コースがある。マラッカ州にあるモンフォートユースセンターに、2022年3月からコンピュータ技術隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
自動車整備コースでは、学生に対して自動車整備の基礎理論から実習まで、マレーシアのスキル認定試験(SKM)に準じたカリキュラムに沿って理論40:実技60の割合で指導しており、4名の講師により指導が行われている。しかし、担当講師の知識、技術レベルが不足しており、学生がよりよい就労機会を得るためには、より実践的で効率的な内容の指導や個々の学生レベルに合った指導が必要であり、本要請に至った。特に、講師は経験が浅い講師も多く、実践的な知識や実技が不十分な現状があり、学生へもより実践的な指導を求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
日本人の仕事に取り組む姿勢、責任感、安全管理等を講師と学生に示しながら、以下の活動を実際の車両整備を通して行う。
1. 学生に対して、理論指導や実践的な実技指導を行う。
2. 自動車整備全般の実技指導力向上のため、講師に対して整備技術や教授方法を紹介・実践する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
エンジンスタンド(三菱4G13、日産SD22Diesel)、授業用車輛(Proton、Ford、Isuzu)、Post lift、Wheel alignment、Tyre changerなど※
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚3名(公立高等職業訓練校卒):
28歳、男性、高卒相当、指導経験3年
29歳、男性、高卒相当、指導経験7ヶ月
31歳、男性、高卒相当、指導経験6ヶ月
活動対象者:講師3名、学生83名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高卒) 備考:同僚とのバランスのため
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は職員寮に住む可能性がある。
その他設備:Scan Tool(Bosch)、Air-cond. recovery machine、Coolant replacement system、Battery charge、Power flush & ATF change、Bench & Wisesなど