要請番号(JL00923A04)
募集終了
6代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光・文化・環境省
2)配属機関名(日本語)
サバ州湿地保全協会 コタキナバルウェットランド
NGO
3)任地( サバ州コタキナバル ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サバ州湿地保全協会が管理運営するコタキナバルウェットランドは、都市部に位置するマングローブ湿地で、2017年にラムサール条約に登録された。1996年にバードサンクチュアリ(鳥類保護区)として運営が始まり、2000年には「コタキナバルウェットランド」として開園した。湿地の環境保全の重要性が広く認知されるように、「保全・教育・余暇・観光・研究」を軸に、国内外からの観光客や学生、地域住民向けの環境教育、マングローブの植林活動を実施している。過去にJICA技術協力プロジェクトとの協力や6代に渡る短・長期(1年)のJICA海外協力隊(環境教育)の受入を行ってきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はコタキナバルから3km離れた郊外の住宅街に隣接している。敷地内には見学用ボードウォークが整備されている他、マングローブの重要性を啓発するための展示ホールがある。国内外からのスタディツアーや研修受け入れ、企業のCSR活動の一環としてマングローブ植林プログラムを運営するなど、湿地保全のための活動を行っている。過去隊員は、環境教育プログラム立ち上げ、補助金・寄付金に頼らない運営の提案、ウェブサイト改良、QRコードを取り入れた園内プロモーションの実施等を行った。スタッフは環境に関する高い専門知識を持つが、限られた人材、限られた資金でも湿地の重要性をより効果的に啓蒙する運営ができるよう、新しいアイディアの共有・実施が期待され要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚スタッフと共に以下を実施する。
1.国内外からの訪問者への効果的で魅力的な環境教育プログラムを考え、実施する。
2.マングローブ湿地保全の重要性に対する理解を促進するため、より効果的な啓発活動、ウェブサイトやソーシャルメディアを利用した広報活動を企画・提案・実施する。
3.補助金・寄付金に頼らずとも経営が成り立つような仕組み(新しいエコツアーパッケージなど)を共に考え、提案する。
4.湿地近隣住民に対し、生活排水や家庭ごみの流入問題にかかる啓発活動を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電話、FAX、プリンター、インターネット、スキャナー、セミナールーム、メインテナンスに必要な用具、長靴など
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:マネージャー(30代・女性・経験15年)、職員(20代・男性・経験5年)、同僚2名(20代・男性1名・女性1名・経験4-5年・大卒)、総務スタッフ1名(20代・女性・経験3年)、用務員(60代・男性・経験19年)
活動対象者:観光客、スタディツアー参加者、学生、住民、政府関係者、旅行代理店など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:植林準備など力仕事が多いため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚に合わせるため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連、教育、企画・運営、営業等の経験
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
[参考情報]:
・ワークショップやイベント等の企画運営経験
・Webサイト管理経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先の開園日は火曜日から日曜日(月曜休園)。週末・祝日も営業しているため、シフト勤務予定。