要請番号(JL00923B04)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育省
2)配属機関名(日本語)
マレーシア国立トレンガヌ大学(UMT)
3)任地( トレンガヌ州トレンガヌ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は、マレーシア大学の水産海洋科学センターを前身とし、2007年に本格的な大学として政府より承認され、科学海洋環境や海洋工学技術・情報など5つの学部や12の大学院、基礎継続教育や学術開発管理など5つのセンター、海洋関連の研究機関を有する総合大学である。2学期制(9~1月と2~6月の各14週)を採用し、学部・大学院生約1万名、教員約650名。基礎継続教育センター内に言語コミュニケーション部があり、すべての学部の選択語学授業とビジネス・経済・社会開発学部観光学科の必修語学授業を担当している。マレー語、中国語、日本語、韓国語など8言語の講師が在籍。観光業や日系企業に就職する卒業生もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学の言語コミュニケーション部は、学部生に対して初級日本語(4技能)を、レベル1-3に分けて実施している。学年・学部混合のクラスであり、レベル1は約100人、レベル2は約40人、レベル3は約15人で例年推移しているが、レベルが上がる毎に学習者は減り、継続して日本語を学ぶ学生が少ない。また、マレー半島東海岸では、現地講師を雇用することが難しく、毎年募集するも定着しないため、首都の講師によるオンライン授業を依頼することも多い。そこで、初級日本語を教え、日本文化を紹介できる講師が必要となり、協力隊の要請に至った。日本理解を促進するため、学生継続して日本語を学ぶ動機付けや自主学習方法を伝えることも求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地講師と協力し、継続した日本語学習者を増やすため、以下に取り組む。担当レベル1-3は赴任後に協議決定する。
1. 基本的な文法の理解、作文と読解、様々な表現での自己紹介や会話ができるよう、初級日本語4技能についての日本語クラス(週3時間×2クラス×14週×2学期)を担当する。
2. 日本理解促進のため、日本の魅力を紹介する日本文化関連イベントを企画・実施する。
3. 日本語学習や就職活動に関連した課外活動を学生に対して実施する。
4. 必要に応じて、地域の初等・中等教育機関で日本語を学ぶ生徒とのイベントの支援もする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
『みんなの日本語 初級Ⅰ』(1~15課)、『まるごと 入門A1かつどう』(一部)、『大学作成のひらがな、カタカナ、漢字学習資料』、デスク、プリンター、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:日本語講師(女性1名、50歳代、N2、日本滞在5年、経験26年以上)
※2024年1月から勤務予定の日本語講師1名を募集中
活動対象者:
観光学科生(必修)と他学科生(選択) 約150名(1クラス20-30名)
地域の日本語学習中高生(イベント時)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・日本語クラス担当のため実務経験1年以上
・日本文化紹介の経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
トレンガヌ州はイスラム教徒が多く、金・土曜日が週末であり、マレー語の訛りも強い地域である。
大学敷地内住居、もしくは周辺の住居になる可能性が高い。
UMTホームページ