要請番号(JL00923B05)
募集終了
1代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・家族・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
クダ州社会福祉局 ビドン障害者ワンストップセンター
3)任地( クダ州ビドン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
社会福祉局は高齢者、児童、障害者、母子家庭、青少年者更生、自然災害支援を主な業務としており、障害者支援では、就労移行訓練や障害者登録を行うワンストップセンターや入所施設等の運営の他、クダ州内43か所あるCBRセンター(地域リハビリテーションセンター)の管理・監督をしている。各CBRセンターは、地域の代表者が設立し、地域のボランティアが有償スタッフとして利用者を支援し、運営費の一部と有償スタッフ人件費を福祉局の年間予算で賄っている。同福祉局へは現在まで手工芸、早期療育、就労支援、コミュニティ開発などの分野で隊員派遣実績があり、配属先のセンターでは現在障害児者支援(ジョブコーチ)の隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ワンストップセンターや 43か所のCBR センターには利用者のための作業所があり、障害者が手工芸等の技術を身に着け社会に出ていくための訓練と障害者の収入創出のための活動が行われている。現状では競争力のある商品が少なく、利用者のために十分な作業量がないセンターもある。CBRセンタースタッフは手工芸の専門的な知識に乏しく、競争力が高い新デザイン考案や販路を拡大するなどの知識や経験がない。手工芸の品質次第では、CBRセンター内で販売されるのみならず、政府機関の会議等で記念品として利用される機会も多く、配属先を中心に、各センタースタッフや利用者に対する手工芸品をメインとした技術指導と収入増加のアドバイス等を期待され、隊員要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
各CBRを巡回し、同僚やスタッフと協力して、以下に取り組む。
・CBRスタッフ・利用者に対し、手工芸や関連技術に関するトレーニングやワークショップを通して新しいアイディア・付加価値を高める機会を提供し、魅力的な製品のデザインやパッケージ等の基本的なマーケティングアプローチの支援・販売促進を目指す。
・ベンケル ダヤという宿舎付き作業所においても高品質で創造的な製品生産を目指した訓練を実施する。
・障害者の経済活動参加を強化するための新しいアプローチについて、同僚やスタッフと相談しながら研修を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
足踏みミシン、家庭用ミシン、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
マネージャー(40代、男性、14年のジョブコーチ・ソーシャルワーク経験)
活動対象者:
各CBRセンタースタッフ、利用者約300名
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導するため
[参考情報]:
・障害者との活動経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は金・土曜が週末、日曜から木曜が活動日である。