要請番号(JL00924A04)
募集終了
6代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光・文化・環境省
2)配属機関名(日本語)
サバ州湿地保全協会 コタキナバルウェットランド
NGO
3)任地( サバ州コタキナバル ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サバ州湿地保全協会が管理運営するコタキナバルウェットランドは、都市部に位置するマングローブ湿地で、2017年にラムサール条約に登録された。1996年にバードサンクチュアリ(鳥類保護区)として運営が始まり、2000年には「コタキナバルウェットランド」(当時はバード・サンクチュアリ)として開園した。湿地の環境保全の重要性が広く認知されるように、「保全・教育・余暇・観光・研究」を軸に、国内外からの観光客や学生、地域住民向けの環境教育、マングローブの植林活動を実施している。過去にJICA技術協力プロジェクトとの協力や5代に渡る短・長期のJICA海外協力隊(環境教育)の受入を行ってきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はコタキナバル市街地から約3km離れた郊外の住宅街に隣接している。敷地内には見学用ボードウォークが整備されているほか、マングローブの重要性を啓発するための展示ホールがある。国内外からのスタディツアーや研修受け入れ、企業のCSR活動の一環としてマングローブ植林プログラムを運営するなど、湿地保全のための活動を行っている。過去隊員は、環境教育プログラム立ち上げ、補助金・寄付金に頼らない運営の提案、ウェブサイト改良、QRコードを取り入れた園内プロモーションの実施等を行った。スタッフは環境に関する専門知識を持つが、限られた人材、限られた資金でも湿地の重要性をより効果的に啓発する運営ができるよう、新しいアイデアの共有や企画・実施が期待され要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
赴任時の状況を観察し、同僚スタッフと協議した上でおもに以下の活動を行う。。
1. 国内外からの訪問者への効果的で魅力的な環境教育プログラムを企画・実施する。
2. マングローブ湿地保全の重要性に対する理解を促進するため、より効果的な啓発活動、ウェブサイトやソーシャルメディアを利用した広報活動を提案・実施する。
3. 補助金・寄付金に頼らずとも運営が成り立つような仕組み(新しいエコツアーパッケージなど)を共に考え、提案する。
4. 湿地近隣住民に対し、生活排水や家庭ごみの流入問題にかかる啓発活動を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電話、FAX、プリンター、インターネット、スキャナー、セミナールーム、メインテナンスに必要な用具、長靴など
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:Conservation & Science Officer(20代・男性・経験2-3年)、アシスタント(女性)、インターン8名
活動対象者:観光客、スタディツアー参加者、学生・生徒、地域住民など
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:植林準備など力仕事があるため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚職員のレベルに合わせるため
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
[参考情報]:
・Webサイト管理経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先の開園日は火曜日から日曜日(月曜休園)。週末・祝日も営業しているため、シフト勤務予定。