要請番号(JL00924A05)
募集終了
3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済省企画院
2)配属機関名(日本語)
モンフォート青少年センター
NGO
3)任地( マラッカ州マラッカ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カトリック系キリスト教の全寮制職業訓練校。同校を運営するNGOはマラッカのほかにサバ州、スランゴール州、シンガポールにて同様の学校を運営している。同校は16歳から22歳の孤児や恵まれない家庭の男子を対象として、2年間の職業訓練と人間形成を行っている。生徒数は約60名(全寮制)、職員23名、年間運営予算は約3500万円。同校にはコンピュータコース、自動車整備コース、機械整備コース、農業コースがある。他国からの援助はとくにないが、校舎及びコンピュータは企業からの支援による。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コンピュータ科では生徒に対して、コンピュータの理論から実習までマレーシアのスキル認定試験(SKM)に準じたカリキュラムに沿って、3名の講師により指導が行われている。担当講師はとくにソフトウェアに関する知識、技術レベルが不足しており、生徒が良い就労機会を得るためにはより実践的な内容の指導や個々の生徒のレベルにあった指導が必要であり、本要請に至った。これまで派遣された隊員は通常の授業のほかに、新規導入されたカリキュラムに対応する教材作成や、動画編集にかかる授業や実践も行っていた。また配属先は人づくりに重きを置いた教育を実践しているため、授業以外での学生との交流も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 学生に対してコンピュータの仕組みや基本操作、ハードウェアやソフトウェアの保守管理等、コンピュータの理論と実習に関する授業を行う。
2. 学生に対してコンピュータネットワークの理論と実習、その他サーバの構築、運用に関する授業を行う。
3. 講師に対して不足している知識を提供し、シラバスの見直しや教材の改善など効果的な授業について支援する。
4. 可能な範囲で学内のコンピュータやネットワークの保守などを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
OS:Windows10、Windows11、Windows Server2016、Cent OS(Linux)、Ubuntu(Linux)
PC:20台
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
コンピュータ講師:5名
科長女性30代
その他講師(男性3名10-20代、女性2名20代)
活動対象者:
生徒(16-22歳)約20-40名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))
[性別]:(男性) 備考:男子校のため
[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門知識が必要なため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業を担当するため
[参考情報]:
・高等学校教員免許(情報)があればなお良し
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は校内の職員寮を予定している。