要請番号(JL00924A08)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人的資源省
2)配属機関名(日本語)
高等技術トレーニングセンター(ADTEC)シャーアラム校
3)任地( スランゴール州シャーアラム ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
高等技術トレーニングセンターはマレーシア国内に8校あり、産業界の熟練技能者の養成を目的とし、各地域の職業能力開発の中核的役割を担う産業人材育成校である。当校には溶接、自動車製造、航空機メンテナンス等の8コースがあり、学生には卒業後に即戦力となる高等技術習得のための訓練を行い、企業従業員には技術向上のための訓練を実施している。講師・職員数124名、学生数650名、各科3年制、年間予算は約4億円である。本校卒業者の主な職業は、溶接工、製作技術者、アシスタント溶接技術者である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の溶接コースでは、産業発展の基礎となる技術者の養成に取り組み、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウムを含む溶接プロセス(被覆アーク溶接・ミグ溶接・ティグ溶接・サブマージ・炭酸ガスアーク溶接(フラックス入りワイヤ使用))の理論授業と実習を行っている。学生は設計、品質保証、検査、試験及び管理にかかる知識・技術や、安全規定を満たすための計画や作業管理を学ぶ。しかし、現地講師のみの授業運営や作業管理では、最新技術や経験に沿った講義や実習内容の知識・技術が不足しており、より高いレベルの訓練を実施するために協力隊の要請に至った。経験の長い講師の定年が近いため、経験の浅い講師への知識・技術の継承が不可欠であり、技術的な後退が憂慮されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
溶接コースの同僚講師とともに、以下の活動に取り組む。
1. 経験の浅い講師に対して、理論的な講義および実技指導を支援する。
2. 学生に対して、溶接技術を指導する。
3. ロボット溶接、ウォータージェット切断、レーザービーム切断・溶接に係る数値制御機器の訓練プログラムの体系化を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
アーク溶接機、炭酸ガスアーク溶接機、レーザ溶接機(Trumf Haas Laser 333)、レーザ切断機(Laserland)、ロボット溶接機(Motoman)、ウォータージェット切断機、各保護具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
部門長(男性、50代、大卒、経験37年)
学科長(男性、50代、大卒、経験30年)
講師(男性4名女性1名、30-50代、短大-大卒、経験7、12、14、32、34年)
活動対象者:講師7名・学生約60名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚教員とのバランスを考慮
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:講師への指導が必要なため
[参考情報]:
・特記事項参照
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
「JIS被覆アーク溶接中板専門級又は基本級」 「JIS半自動溶接中板専門級又は基本級」 「JISステンレス鋼溶接薄板専門級又は基本級」 のいずれかの有資格者又は経験者