要請番号(JL00924B06)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
サバ州観光文化環境省
2)配属機関名(日本語)
サバ野生生物局
3)任地( サバ州コタキナバル ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サバ野生生物局(SWD)は サバ州における野生生物の管理、運営に関するすべての責任を担っている。SWDの業務は野生生物や絶滅危惧種の保護、生息地の保全、国立公園・野生生物保護区の管理、生物多様性の維持などに加えて、人間と野生動物の間のトラブルへの対処、野生動物のリハビリテーション、政策立案、学生・生徒や市民への教育活動など多岐に渡る。また州内で野生生物公園や自然教育センターを運営している。2024年JICA草の根技術協力「ボルネオゾウなどの野生動物の生息域外保全を通した、 サバ州生物多様性保全プロジェクト」が採択された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
世界的にも多様な生態系が見られるサバ州において、住民への教育活動は生物多様性を守り続けるためには必要不可欠である。そのためSWD保全教育部門では、野生生物保護に関する啓発活動や環境保全活動への参加促進など、地域に根差した多くの教育プログラムを計画しているが、人員不足もあり十分に実施できていない。そのため計画しているプログラムを多くの地域で実施すること、また既存のものに加えて新たな視点から新しいプログラムを企画することを目的にJICA海外協力隊要請が行われた。隊員には啓発・教育プログラムを増やすことや、プログラムの内容を見直し、効果を高めていくことが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 一般市民向けの野生生物保護を含む自然保護に関する啓発プログラムやイベントの企画、提案を行い、実施を支援する。
2. 小学生から大学生を対象とした、主に野生動物に関する教育プログラムを企画し、実施を支援する。
3. 生物多様性に関連する啓発プログラムや環境教育活動に有効な資料やポスター、教材などの作成を行う。
4. Facebookなどのソーシャルメディアを活用して、.配属先の活動を広報し理解を広める。
5. 現在行われている環境教育活動を把握し、隊員の経験や知識を基に内容を見直し、新しい提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
保全教育部門長(40歳代、女性、経験16年、そのうち野生動物公園勤務4年、広報担当兼任)
保全教育部門職員2名(ともに50歳代、女性、経験30年)
活動対象者:
近隣学校教員、学生・生徒、一般市民
5)活動使用言語
マレー語
6)生活使用言語
マレー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚職員の学歴を考慮
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく活動が期待されるため
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
[参考情報]:
・野生生物に関する知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)