要請番号(JL01218A12)
募集終了
3代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アルバイ州公共安全災害管理事務所
3)任地( アルバイ州レガスピ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はアルバイ州政府直轄の組織で、州の災害リスク削減管理委員会と協働して、災害リスク削減や被災者保護などの活動を行っている。フィリピンでは2010年に災害危機軽減管理法が制定され、各自治体が防災事業に取り組むことが義務付けられるようになっている。配属先は法制定以前から州の災害対策に力を入れており、職員の技術レベルは高い。2017年の配属先予算は3000万、職員数24名。現在、2016年度2次隊で派遣された青年海外協力隊(JV)(防災・災害対策)が学校とコミュニティで防災意識向上のための活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アルバイ州はルソン島南東部にあたり太平洋に面している。配属先のあるレガスピ市は活火山であるマヨン山の南部に位置し、台風の被害を毎年のように受ける地域でもある。現在派遣中の2代目JVは、5か所のパイロット地を選定し、地域の防災意識の調査を行い、調査結果を踏まえて防災意識の向上を図るための啓発活動(町歩きイベントやディスカッションゲーム)を小学校を対象に実施中。
同州の管轄下には18市町村があり、町レベルにも防災・災害対策JVを派遣予定。州派遣のJVは各町の防災に関する状況をモニタリングし、州と町、町と町との情報共有を図ると共に、町派遣のJVとの協働も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚とともに以下の活動に従事する。
1. 小学校の教員・児童や自治体の職員、地域の住民向けにセミナーや研修を通じた防災啓発活動を展開する。
2. 配属先職員に日本の災害事例を共有し、防災業務の改善につなげる。
3. 管轄地域に派遣予定の他のJVと情報共有しながら、防災に関するセミナー等を実施する。
上記と共に、地震への備えや危険エリアのマッピング、避難のオペレーション等震災時におけるノウハウの共有も期待されています。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン・プリンター等の事務機器、机、トレーニング教材
4)配属先同僚及び活動対象者
所長: 男性 50代
カウンターパート: 男性40代(経験年数20年)
他男性9名、女性13名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・地域住民を対象とする3年以上の防災訓練や防災教育経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
震災時における復興支援経験があると尚良い
JICA事務所からマニラ空港までは車で1時間