要請番号(JL01218A14)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ターラック州立大学 工学部 機械科(メインキャンパス)
3)任地( ターラック州ターラック市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ターラック州立大学は1909年に産業人材育成学校として設立、その後1989年に州立大学として認可された。52の学部と9つ修士課程を持つ総合大学。学生数21,000人、職員数約800名。ターラック市内に3つのキャンパスを持ち、産業人材育成を目的に専門教育、技術教育を提供、産業界や政府系研究機関等への人材を輩出している。配属先となる工学部はメインキャンパス内にあり、5つ(工業、機械、土木、電気・電子、理数)の学科を有する。学科の学生数は約200名。学部の年間予算は約770万円。1992年に青年海外協力隊(JV)(機械加工)、2002年にJV(食品加工)を受け入れた経験あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
首都があるルソン島内の製造拠点はマニラ首都圏及び南部地域に集中していたが、近年では北部(ターラック市)にも製造拠点が拡大しつつある。同大学はその周辺地域における産業人材育成機関としての役割を担っており、企業が求める技術を持った人材を育成するために、実習授業やアイディアを形にする研究授業に力を入れている。しかしながら、テクニックよりも学術的な知識が優先される当国においては、教員も金属加工や物を作りだす経験が豊富ではないため、JV申請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
機械工学科に属し、学生(主に2・3・4年生)に対して、下記の活動を行う。
1.各種工作機械を使用し、金属加工(機械操作や作図)の基礎を指導する。
2. 実習担当教員と協働し、実習指導方法の改善を支援する。
3. 実習カリキュラムをレビューし、卒業生が製造業界の人材ニーズに近づけるよう、実習教育の質的向上を支援する。
4. 学生(3年次)が行う、課題研究(テーマを設定して工作機械の試作に取り組むこと)への助言や技術的な支援を行う。
※学生の多くは普通高校からの入学者が多いため、初めて工作機械を学ぶ者が多く、指導レベルは基礎レベル(5Sを含 めた)となります。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CNCフライス盤2台、CNC旋盤1台、旋盤3台、溶接機器9セット
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
技術工学科長 実務経験32年
准教授 実務経験32年
実習担当教員 実務経験3年
【指導対象者】
機械工学科の学生(約200名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)機械工学 備考:実習指導を行うため。
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務経験に基づく助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)