要請番号(JL01218A15)
募集終了
3代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
バロタック・ビエホ特別支援センター
3)任地( イロイロ州 バロタック・ビエホ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は全校生徒約1300名の小学校の一部として障害のある児童を対象に設置されている特別支援教育センターであり、聴覚障害、視覚障害、知的障害の3クラスに分かれている。在籍生徒数はそれぞれ14名、7名、25名だが、2017年6月現在、視覚障害児は通学していない。年齢は5歳-30代であり、正規職員4名が配置されている。平成25年度1次隊で派遣された初代青年海外協力隊(JV、養護)は、家庭の事情や経済的困窮等の理由により学校に通えない児童への訪問教育に尽力した。2016年度1次隊にて2代目JVを派遣した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
前任者は、特別支援学級(SPED)の教員と共にチームティ-チングを行い、教員の質の向上及び日常生活の指導を中心とした活動を行った。また、配属先が所轄する地域は、様々な事情によりSPEDに通学できない児童が多いため、自治体の社会福祉事務所の協力のもと、村(バランガイ)を巡回し、児童の実態調査及びグループ教育をスタートさせる予定。引き続き、日本での現場経験及び知見を持つ青年海外協力隊(JV)からの協力が求められていることから要請に至った。
同州には、JICA技術協力プロジェクト「地方における障害者のためのバリアフリー環境形成プロジェクト」(2012年9月に終了)のサイトとなった町があり、プロジェクトの成果普及を目指して地方自治体や教育機関等にJVがグループ派遣されている。彼らと情報共有を行いながら障害児・者支援に関するイベント等の企画・調整も行い、「障害者も輝けるまちづくり」を目指す。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚に対し、知的障害のある児童・生徒への指導方法、教材作成に関する助言を行う。
2. 村(バランガイ)を巡回し、経済的・家庭的な理由で通学できない障害児を対象にグループ教育の実施を支援する。
3. 様々な教授法や事例等の紹介を通じ、カリキュラム改善の助言を行う。
4. 州内の地方自治体や教育機関、NGOに派遣されているJVと協力しながら、イベント等を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター等の事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:女性50代
カウンターパート:女性30代(経験年数10年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため
[参考情報]:
・特別支援学校(級)での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・事務所から空港まで車で1時間。フィリピンにおいては免許の関係上、JV単独での児童への直接授業を行うことができないため、指導はチームティーチングもしくは試演授業の形式となる。