要請番号(JL01218A17)
募集終了
2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アンティケ州 トビアス・フォーニエル町役場 農業事務所
3)任地( アンティケ州 トビアス・フォーニエル町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トビアス・フォーニエル町はアンティケ州の南端に位置し、海岸線を多く有する人口約3万人の町。50の村(バランガイ)からなる。町役場の年間予算は約2億円、総職員数約200名。配属先となる農業事務所は正職員6名、臨時職員12名の計18名が配置されており、地域の農民/漁民に対して各種サービスを提供している。野菜栽培分野でのサービスにおいては農民に対する野菜種子の配布と生産技術指導、研修の提供などが主たる業務。農業事務所には2013年から2015年まで海洋資源管理分野のピースコーボランティアが派遣されていた。2016年度2次隊にて初代青年海外協力隊(JV)を派遣。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トビアス・フォーニエル町の農業は米生産が主体であり、野菜栽培はあまり盛んでない。このため、町内に流通している野菜の多くは町外から入ってきており、町民は地元で生産されたものよりも高値で鮮度も悪い野菜を消費しているのが現状。この現状を解決すべく、配属先では、農家の収入向上と町民への安価で新鮮な野菜の供給をめざし、野菜生産拡大プロジェクトを開始している。任地の大部分の土地は山間部にあり、作付に適した平地は長い間田圃として利用されてきたため、水はけが悪い粘土質の土質であり、野菜栽培にはあまり適していない。特に雨期の栽培が課題となっている。
初代JVは町の中心から3キロ程離れたデモファームにて田畑転換工事及び有機物や緑肥等を利用した土壌改良、作物管理、育苗管理等の活動を行っている。また木酢プラントを作製し、木酢液の普及も目指す予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1. デモファームにて、キャベツ、レタス、玉ねぎ、ニンジン等の高価格野菜を栽培する。
2. 木酢液、コンポスト等を利用した有機農業技術の紹介を行う。(但し、配属先は有機農業を全面的に普及しようという考 えではなく、導入できる範囲での普及を行うスタンス。)
3. 野菜栽培農家を対象とした野菜栽培の技術研修やセミナーを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
有機肥料生産のためのシュレッダー。配属先敷地内に育苗場有。ハンドトラクター。
4)配属先同僚及び活動対象者
農業事務所長:女性60代
農業技師4名:このうち40代男性1名が主たるカウンターパートとなる予定。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導が必要の為
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・事務所から空港まで車で1時間。