要請番号(JL01219B07)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
貿易産業省イフガオ州事務所
3)任地( イフガオ州ラガウェ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は経済成長による住民の生活の質の向上を目指し、産業雇用の創出及び投資促進、消費者保護の為の公正取引を監視する貿易産業省の州事務所。主に零細企業や個人事業主に対する各種研修やプロジェクトを実施している。イフガオ州は世界遺産でもある棚田が有名で観光が主要産業のため、支援対象者の多くは観光客向けのお土産を製造する個人事業者で構成する女性グループ。事務所の予算年間は約600万円。スタッフ数25名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
イフガオ州は世界遺産に登録されている「コルディリエーラの棚田群」が観光スポットとして有名であり、この棚田群は「天国への階段」と称されるほどの絶景であることから、観光客の人気が高く、年々訪問者が増加している。州は引き続き観光産業の開発に力を入れ一大観光地の地位を確立したい意向がある。そして、観光産業の収益として期待されるお土産品として、イフガオ少数民族に代々受け継がれてきたイフガオ織を活かした製品開発に注力している。しかしながら、観光客が求める商品としての魅力を高める必要がある。よって、観光マーケットのニーズを踏まえたデザインの発案とデザイン通りに商品を製作する技術が必要であるため、これに対応できる人材を隊員に求めた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の業務を実施する。
① 配属先が支援する州内7つの織物生産女性グループの実態調査を通して現状(製造業者のスキル)把握及び求められる技術レベルを設定する。
②観光客が多く集まるバナウェ地区の土産物店の売れ筋商品の調査を行い、ニーズを踏まえた商品デザインの発案。
③ 売れる商品を作るためのスキル向上に向けたトレーニングの立案、実施、モニタリングの支援を行う。
④織物に付加価値を加えるため、刺繍技術を取り入れた商品開発も検討する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンタ等の事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長:61歳 男性
産業振興課長:女性 50代
産業振興課同僚:女性2名(30代)
活動対象者
州内7女性グループ構成員162名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導経験に基づく助言を要する
[参考情報]:
・小物、もしくは洋服の縫製、品質の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(21~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)