要請番号(JL01219B09)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
貿易産業省シキホール州事務所
3)任地( シキホール州シキホール町、ラレナ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は経済成長による住民の生活の質の向上を目指し、産業雇用の創出および投資促進、消費者保護のための公正取引を監視する貿易産業省の州事務所。事務所予算は約250万円。隊員所属予定部局となる産業振興課製品開発セクションは、零細企業や個人事業主への設備投資や事業資金投資、商品企画・商品デザインの提供、ビジネススキル・商品開発スキル養成のためのワークショップ開催、トレードフェア開催等多岐にわたる業務を行う。パートナー機関であるシキホール州立大学に設置(2019年6月より始動予定)のFabLab(以下、ラボ)は市民に開かれたモノづくりの実践場であり、配属先はその運用管理を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
観光産業の収益として期待される土産品は加工食品が中心であり、主な手工芸品についてはココナッツの殻を利用した小物や、木彫製品、ヤシの葉のバッグなど他の観光地との差別化ができておらず、観光客の求める魅力的な商品開発ができていないのが現状。そこで、隊員にはラボ運用方法の確立を支援するとともに、市民に開かれたモノのづくりラボの普及活動が期待されている。 また、学生のデザインを地元製造業者等に提供することで、学生の実践能力育成と企業の製品デザイン強化の両面に資する、という産官学が協力した事業を実施を支援してもらうことも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先から派遣されるスタッフ(2名)や学生に、ラボ内の機材運用方法や商品デザインについて指導する。
2.配属先からのスタッフとともに零細企業や個人事業主向けのラボ運用管理方法を確立する。
3.学生と地元零細企業や個人事業主を結び付け、デザイン学科の学生に企業でのデザインの実践経験を積ませる一方で、企業の製品のデザイン強化を図る、Win-Winの関係を形成、産官学協力事業を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
3Dプリンター、レーザーカッター/研磨機、デスクトップCNCルーター、バンドソー(帯鋸)、ベンチグラインダー、電動サンダー、かんな盤、真空成型機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
事務所長 女性 50代
産業振興課長 女性 50代
産業振興課同僚 男性 50代 、女性 20代
活動対象者:シキホール州立大学FabLab施設担当スタッフ2名(男性20代と女性20代)、学生、零細企業または個人事業主
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導経験に基づく助言を要する
[参考情報]:
・配属先提供機材等の使用経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)