要請番号(JL01222B03)
募集終了
3代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ヒナティラン町役場農業事務所
3)任地( セブ州ヒナティラン町 ) JICA事務所の所在地( )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機船バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はセブ島南西部に位置する人口1万6千人程度の小さな町役場。町は14の村(バランガイ)からなる。町役場年間予算は1億9千万円程度で、総職員数178名。隊員の配属となる農業事務所職員は5名。農民/漁民の生計向上を目的とし、農業開発計画の立案、農民/漁民に対する日常的技術指導/普及、病害虫防除、各種研修の実施等のサービスを提供している。所属事務所では有機農業に加えて、観光業にも力を入れており、アグロ/エコツーリズムなど農業と観光を結びつけた活動にも興味を持っている。これまでに2代にわたる野菜栽培隊員が主に有機野菜栽培指導を行ってきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では初代協力隊員が町役場所有地にデモファームを設立後、2代に渡り農民グループに対する持続可能な農業生産技術の普及に努めてきた経緯があり、地域の農民は有機野菜の栽培をある程度継続して行うことが出来ている。収穫ピーク時にはトマト40~50トン、キュウリ20~30トン、ニンジン6~8トン、レタス2トン、ラディッシュ0.5トン、ゴーヤ40~50トン、唐辛子3~5トン程度が収穫されるようになったが、生鮮野菜としての限られたマーケットしかないため無駄になることも多く、3代目の協力としては、実際に栽培された有機野菜をいかに生計向上に結び付けられるかにターゲットを絞り、農産物加工職種での要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、以下の活動(栽培状況に対する加工品の提案、マーケティングの支援など)を行う。
・地域でとれる有機野菜を使った農産物加工品の調査及び研究開発、農産物加工のデモンストレーション
・付加価値を付けるための工夫、農産物加工品、包装技術、食品表示などについての紹介、セミナー等の実施
・フィリピン国内の加工現場の視察研修の企画・実施
・プロジェクトサイクルマネージメントプランの作成補助、実施サポート
対象となる農民の関与を促す参加型アプローチに期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
トレーニングセンター、デジタルスケール、その他必要に応じて機材や機器などを手配する予定
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:農業課長40代女性、農業普及員20代女性、漁業普及員、畜産農業普及員
有機野菜を栽培しているのは主に3つのパイロット農家グループで、小規模農家。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:食品加工知識・技術が求められる
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に加工食品開発を行う
[参考情報]:
・大学専攻:食品加工
・農産物加工の知識と実践力に期待されている
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)