要請番号(JL01223A02)
募集終了
4代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アクラン州カリボ町役場災害危機軽減管理事務所
3)任地( アクラン州カリボ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カリボ町はパナイ島北部の海に面した町。アクラン州の州都で、人口約8万人、16のバランガイ(村)から成る。配属先となる災害危機軽減管理事務所は町長直轄組織として2011年11月に設立された組織で、正規職員7名と臨時職員47名の計54名が配置されており、年間予算は約3千万円。研修や訓練の実施を含めた市の防災、災害軽減、災害対応に関する事業の責任機関であるとともに、災害発生時の救急・救助対応も担っている。配属先事務所長は2016年に日本で実施された「災害リスク削減とマネジメント」研修に参加しており、経験と知識が豊富。総じて配属先スタッフの技術レベルは高い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は災害発生時の緊急対応や事後対応について、行政からの支援(公助)を待つばかりではなく、地域住民が「自助・共助」の精神を持ち、自発的に地域の為に行動する事の重要性を認識している。フィリピンでは、2010年に制定された「災害リスク管理・軽減法」により、各村の自治組織内に防災組織の枠組みは作られているが、地方では予算や資機材、人材の不足により十分に機能しているとは言えない状態。配属先は、特に日本のコミュニティ防災手法に関心を持っており、例えば神戸市の「防災福祉コミュニティ(通称:防コミ・BOKOMI)」をモデルとした村におけるコミュニティ防災の強化を希望している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う。
1.配属先スタッフ、地域住民を対象に、日本におけるコミュニティ防災の取り組み(防コミ、自主防災組織、防災の日の訓練、避難所運営ゲーム(HUG)など)の紹介などを通し、コミュニティ防災についての意識啓発を行う。
2.バランガイ(村)において組織化されている災害対応組織の訓練及び配属先との連携強化を行う。
3.配属先スタッフの災害対応能力の向上に資する訓練や研修を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(デスクトップ)、プリンター、プロジェクター、移動車両、トレーニングセンター
4)配属先同僚及び活動対象者
災害危機軽減管理事務所長:男性40代(経験年数7年)
主たる同僚職員:
男性30代(経験年数7年) 女性30代(経験年数6年)
他、50名を超えるスタッフが在籍している。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランスのため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言等が必要
[参考情報]:
・実務経験:地域防災に関わるもの
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)