要請番号(JL01223A19)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
サント・ニーニョ小学校
3)任地( レイテ州タナウワン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はレイテ島の東海岸に位置するタナウアン町サント・ニーニョ村(バランガイ)にある、児童526名(18クラス)、教員19名の中規模な公立小学校である。人口約5万人のタナウアン町は、2013年11月スーパー台風ヨランダにより甚大な被害をうけた地域。当時の校舎は全壊し、日本政府から校舎建設等の支援を受けている。現校舎は高潮の力を受け流す高床式で、1階は多目的スペース、2階は教室が並ぶ。2階には広々とした廊下が設けてあり、災害時には周辺住民の避難場所として使えるように工夫がされている。同校へのJICA海外協力隊派遣は本要請が初めてだが、レイテ州内にはJICA海外協力隊(小学校教育・その他職種)が特にヨランダ台風被災後に複数派遣されており、彼らの活躍を知る教員、保護者は多い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
太平洋に面した海岸沿いにある同校は台風の通り道となることが多く、近年は洪水被害も頻繁に起こっています。配属先では、このような気候の変化にどのように適応し、自然災害の影響を軽減するかについて、子供のころから知識と能力を身につける必要があると考えている。具体的には、現在の授業科目(理科など)に「災害リスク軽減と気候変動適応」の概念を取り入れることで、児童の災害対応力を強化し、コミュニティの脆弱性を軽減することに繋げたいと望んでいる。これまで日本政府からの(特に災害に関する)支援を受けてきた同校は、日本の自然災害・防災に関する知識と技術を高く評価しているのと同時に、同地域に派遣されてきた歴代JICA海外協力隊の活躍を知っており、日本の知見を児童たちに伝えられる人物をJICA海外協力隊に強く期待し、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共に、以下の活動を行います。
1, 理科クラスを観察し、既存授業への改善提案を行う
2, 理科クラスにおける、防災や気候変動に関連した授業案の提案・実践
3, 理科クラスで使用する教材の作成(防災や気候変動に関連したもの、ビデオ教材の編集等を含む)
その他、理科クラス以外の授業でも、防災や気候変動に関連した活動や教材作成支援なども期待されている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、コピー機、その他オフィス用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
小学校教員19名。内、カウンターパート教員1名(理科担当、40代女性)
活動対象者:
児童526名(幼稚園~小学6年生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要
[参考情報]:
・学校防災に関する知識・経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)