要請番号(JL01223A27)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
オトン中央小学校 特別支援センター
3)任地( イロイロ州オトン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イロイロ国際空港から車で1時間ほどの距離に位置する海岸沿いの町、オトン。オトン町全体の人口は約98,000人で、地域住民の多くは漁業や農業で収入を得ている。同小学校は町役場や生鮮食品が売られるローカルマーケット、雑貨商店、教会などが集まるオトン町の中心部に位置している。全校生徒(幼稚園~小学6年生)約2.200名、教員101名。その内、特別支援センターに在籍する全生徒は74名(5歳~20代後半)、センター専任教員7名。移行クラスには16歳~20代後半の生徒12名が在籍している。移行クラスでは簡単な調理実習や生活能力向上のための授業を行っており、2020年度には近隣スーパーや公的機関での職場体験実習が予定されていたが、パンデミックの影響で未実施のまま。年間予算は約500万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピンの障害児を取りまく環境においては、学業終了後の就職先の受け皿がなく、成人年齢に達していても年少児童と共に学校に留まり続けている生徒が少なくない。オトン中央小学校も、保護者は特別支援センターを障害のある子どもの一時預け先として利用している感があり、社会参加を積極的に望む姿勢は低い。配属先は、特に成人年齢に達している移行クラスの生徒たちが少しでも社会で自立できるような授業を提供するため、職場体験実習の実現を含む、日々の授業のさらなる改善や工夫が必要だと考えており、今般JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共に、特別支援センター(特に移行支援クラス)において、以下の活動を行う。
1,個々の生徒の障害のレベル、特徴に合わせた指導方法の改善支援
2,授業内容、活動計画、教具、教材作成を支援する
3,職場体験実習、課外活動等を企画し、実施する
4.創立記念日などの学校行事補助を行う
その他、イロイロ州内の他JICA海外協力隊との連携の可能性がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、プリンター等事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
オトン中央小学校 教員101名
内、特別支援センター専任教員7名
活動対象者:特別支援センター 生徒74名(5歳~20代後半)。内、移行クラス生徒は12名(16歳~20代後半。 知的障害、自閉症、言語障害、聴覚障害、視覚障害等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)