要請番号(JL01223A28)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
リロアン中央小学校 特別支援センター
3)任地( セブ州リロアン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
セブ島の東海岸に面した町リロアンは、セブ国際空港から公共交通機関を使って約1時間ほどの場所にある。リロアン中央小学校は全校生徒2,450名、教員79名で、校内にはフィリピン教育省セブ州リロアン地域事務所も併設されている。特別支援センターは平屋1棟と2階建て校舎、そして海外からの寄付者によって建てられたサリサリストア(小規模商店)を模した「SPED STORE」を有している。特別支援センター在籍児童は85名、内15名が移行支援クラス(16~25歳)の生徒である。移行支援クラスでは生徒が自立した社会生活を送れることを目標とし「職業前訓練(PC操作など)」「地域社会訓練(ジプニー乗車など)」「就労訓練(基本的な料理作り、裁縫、大工仕事など)」を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピンの障害児を取りまく環境においては、学業終了後の就職先の受け皿がなく、成人年齢に達していても年少児童と共に学校に留まり続けている生徒が少なくない。配属先は、特に成人年齢に達している移行支援クラスの生徒(知的障害)が少しでも社会で自立できるような授業を提供し、さらに彼らの生計手段の一助となるよう、生徒たちが制作した料理(現在は目玉焼き、ホットケーキ等の簡単なレシピのみ作ることができる)や手芸品を販売して収益をあげられるような仕組みづくりも検討していているが、移行支援クラスの生徒達の障害レベルもさまざまで、教員が生徒一人ひとりに適した授業を行うのが難しい状況である。このような状況を改善するため、今般JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共に、以下の活動を行う。
1,移行支援クラスの授業サポート、改善のためのアドバイス
2,販売用のお菓子を作るため、簡単な料理スキルを身に付けるための支援と販売補助
3,生活能力を向上させる新たな授業案を考え、企画し、実施する
その他、リロアン中央小学校全体の行事運営サポートや、通常学級児童も対象にした日本文化紹介の機会提供なども期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品、特別支援センター内にある簡易キッチン、教具(トランポリン、滑り台、絵具、フラッシュカード、知育玩具等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:リロアン中央小学校 教員79名。内、特別支援センター専任5名
活動対象者:特別支援センター在籍児童 85名(自閉症スペクトラム、知的障害、聴覚障害、ADHD、学習障害、視覚障害)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要
[汎用経験]:
・特別支援学級での活動経験
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
簡単なお菓子作り、手芸などの知識及び技術があるとなお良い