要請番号(JL01223A34)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ロザリオ インテグレイテッド スクール 高等部 (STEM教育コース)
3)任地( ラ・ウニオン州ロザリオ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ルソン島北部のラ・ウニオン州にあるロザリオインテグレイテッドスクールは幼稚園から高校までを併設する公立の一貫教育校。特殊教育や代替学習システム(学校に通っていない若者向け)等、多様な学生のさまざまなニーズに応える教育を提供している。195人の教師と14人の非教師職員が働いており、総生徒数は6,182人。フィリピンの教育システムは小学校6年、中学校4年、高校2年となっており、配属先では高校生(11年生、12年生)になると専門コースに分かれ、それぞれが専門知識や職業技術を学ぶ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
将来、科学技術の発展に寄与できる人材になることが期待されているSTEMコースを選択した生徒たちは、科学、技術、工学、数学の分野を統合的に学び、12年生になると、科学調査プロジェクトを行っている。適切な研究方法を知ることは、学生に科学の追求に興味を持ってもらうためにも重要で、STEMコースを担当する理科教師たちは、指導力も含めた彼ら自身の研究スキルを高めるためにも、研究分野についてより知識を深めたいと考えており、JICA海外協力隊の要請となった。生徒の研究に対する知識や技術の向上と教員の研究スキル向上を目指している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
12年生を対象に同僚と以下の活動を行う。(主に生物分野での協力を期待。)
・授業でのデモンストレーション(実際に授業をして見せたり、同僚の授業について助言や補助を行ったりする。)
・配属先理科教師とのチームティーチングによる生徒の研究サポート
・生徒のプレゼンテーションへのパネルメンバーとしての参加
・教員に対する研究ワークショップの提案・実施 (研究計画書作成の基本(研究疑問の設定、適切な引用、文献レビュー方法など)についての知識の共有や、研究の進め方や進捗サポート方法など)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サイエンスラボラトリー、実験用具・器具等
4)配属先同僚及び活動対象者
STEM担当教師は7名(理科教師6名、数学教師1名)
STEMコースは学年毎に3クラスあり、各クラス50名。
12年生はグループに分かれ、グループ毎に研究を行っており、週に3時間、1~1時間半の授業を2~3コマ予定
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:専門知識が必要
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づく協力に期待されている
(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく協力に期待されている
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・専攻:理工系もしくは教育
・実務経験:調査研究経験があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生徒の最近の研究テーマは、身近にある植物やハーブ/薬草を利用した色素、薬、美容製品、害虫駆除及び防虫効果などについて