【配属機関概要】

3）任地（ イロイロ州カバトゥアン町 ） JICA事務所の所在地（ マニラ首都圏マカティ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先はパナイ島イロイロ州にある人口5万人程度の小さな町、カバトゥアンにある小学校。学校全体の生徒数は約1,400名、職員数は58名。担当する小学5年生は全204名で7クラスに分かれている。人件費を除く年間予算は約300万円で、算数科目に使える予算は年間約75,000円程度である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

フィリピンでは2020年4月頃から新型コロナ感染拡大防止のため、全教育機関での対面授業が厳しく制限され、当校児童も当校を許可されない状態が約2年間続いたため、これら影響による学力低下が深刻なものとなっている。同校では対面授業が制限されている間、家庭学習用教材を配布するなどして対応していたが、児童の計算能力は著しく低下してしまった。算数の苦手な生徒のための補習授業をサポートし、さらに日本で用いられている算数ゲームや楽しいアクティビティを導入することで、児童の学習へのやる気を高めることができる人材をJICA海外協力隊に求め、隊員の要請がされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚教員と共に、以下の活動を行う。
1,算数科目を担当する教員とのティーム・ティーチング
2,ドリルカードや活動ワークシートの作成
3,日本での算数教材、特に学習ゲームの実施
4,教員に対して、日本の算数学習ゲーム教材を活用した教授法の指導

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スマートTV、ラップトップPC、プロジェクター

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:50代女性(校長)

活動対象者:小学5年生204名(7クラス)

カウンターパート:30代女性教員(教員歴6年)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】