要請番号(JL01223A42)
募集終了
3代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ティグバワン中央小学校 特別教育プログラム
3)任地( イロイロ州ティグバワン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は教育省イロイロ州ティグバワン地区事務所が管轄する小学校で、同地域には21の公立小学校が配置されている。ティグバワン町は52地区のバランガイで形成されており、州都であるイロイロ市まではジプニーで約1時間。フィリピン教育省は各町に少なくとも1ヶ所は障害児教育を行う特別教育センターを設立する方針をたてているが、ティグバワン町には特別教育センターがないことから、2012年ティグバワン中央小学校内に特別教育プログラムが設置された。同プログラムでは知的障害、聴覚障害、自閉症等の児童約60名への支援を教師3名で行っている。同校での特別教育プログラム開設当初は専任教員がおらず、通常学級で働く教員たちによるボランティアで指導や支援が行われていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピンの障害児を取りまく環境においては、学業終了後の就職先の受け皿がなく、成人年齢に達していても年少の児童と共に学校にとどまり続けている生徒が少なくない。配属先であるティグバワン中央小学校では、このような児童生徒が少しでも社会で自立できるような支援が必要だと考えており、さらに現在の特別支援プログラムを将来的に「特別支援センター」として運営し、地域の障害児教育を進めていけることを目指している。初代JICA海外協力隊は学習環境の改善やカリキュラムの整備等を行い、2代目JICA海外協力隊は手工芸や調理、簡単なパソコン指導などの作業学習支援を行っていた。現在は園芸や調理実習、アート活動等を移行クラスプログラムとして実施している。今後さらに生徒達の社会参加準備をすすめるべくJICA海外協力隊3代目の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と共に、以下の活動を行う。
1,特別教育プログラムを受講している生徒の強みや興味関心などをそれぞれ整理する
2,生徒一人ひとりに合った「移行クラスプログラム」のための指導計画を作成する
3,生徒一人ひとりに合った学習モニタリング計画および評価プログラムの作成
4,上述プログラム活動を促進・実施するための教員の能力向上
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター等の事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
ティグバワン小学校教員約270名
活動対象者:特別教育プログラム教員3名(30代男性教員歴7年、30代女性教員歴8年、30代女性教員歴6年)、児童16名(聴覚障害6名、知的障害5名、ダウン症5名、10代後半~20代前半)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)教育学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言を要する
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)