要請番号(JL01223B07)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
イロイロ州保健局
3)任地( イロイロ州イロイロ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はパナイ島イロイロ州の州都イロイロ市にある保健局。任地はイロイロ国際空港から車で約40分、周辺には市役所や教育機関、市場、大型ショッピングモール、観光スポットなどがありとても賑わっている地域である。保健局は約130名の職員で構成されており、イロイロ州内すべての保健関連業務を運営管理している。本要請の「狂犬病予防プログラム」を主に担当している獣医事務所には、獣医師3名、家畜検査官2名がおり、州内の地域ごとに担当家畜技術者らが配属されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピン保健省は年間約250人の狂犬病による死亡例を報告しており、同国は狂犬病が公衆衛生上の重大な問題としてとらえられている世界上位10か国のひとつとされている。イロイロ州保健局では「Rabies Free(狂犬病ゼロ地域)」を目標に掲げ、これまでもさまざまな取り組みを行ってきた。 しかし、施設や技術者が不足していたり、ペットの飼い主の狂犬病への理解不足などから、2023年7月時点でワクチン接種率は約60%に留まっている(州内の犬 約3万頭中、ワクチン接種済は約2万頭)。2018年からルソン島中部を対象にJICAによる「狂犬病排除に向けたワンヘルス・アプローチ予防・治療ネットワークモデル構築プロジェクト(JAPOHR)」が実施された。配属先スタッフも本事業で研修を受けており、彼らへのフォローアップも期待し、今般JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
イロイロ州を狂犬病ゼロ地域にするため、配属先同僚と共に以下活動を実施する。
1)州内の対象重点地域を巡回し、実態を把握
2)狂犬病ワクチン接種プログラムの補助
3)犬の個体数抑制対策(不妊・去勢)の補助
4)狂犬病について正しい知識を普及するための教育啓発活動(セミナー等の提案・実施)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:イロイロ州保健局 124名、内カウンターパート1名(勤続歴9年、30代女性)
活動対象者:獣医事務所スタッフ5名(獣医師3名、家畜検査官2名)、イロイロ州内地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:理論的に学んだ経験が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務経験に基づいた助言を要する
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)