要請番号(JL01223B23)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
国立カビテ総合大学ロザリオキャンパス産業技術学部
3)任地( カビテ州 ロザリオ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1906年に設立されたインダン中等教育学校を前身として発足、その後1999年に国立カビテ総合大学として正式に認可された。カビテ州内にはメインキャンパスの他に12のキャンパスを有し、総合科学部、経営学部、コンピューター学部、産業技術学部、工学部、教育学部、体育学部等で構成される総合大学である。本要請の配属先はカビテ工業団地があるロザリオ市に所在し、同工業団地と近距離な立地にある。団地内の製造業企業へインターンを派遣するなど業界と密接な関係にあり、民間企業と協働して産業人材育成に取り組んでいる。本キャンパスの学生数は5,000人。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピン政府は複数の産業振興策を打ち出している。これらの政策では競争力のある産業振興のための高度人材育成を重要視しているが、職業訓機関や高等教育機関の教育の質を疑問視している企業も多く、産業界のニーズと教育機関の間で発生するミスマッチをどう軽減するかが課題となっている。当大学は国の産業政策および産業界のニーズを踏まえた「質の高い技術教育」を目指しており、カビテ工業団地内にある企業とコミュニケーションしながら、実践的な教育を実施している。2018年11月から前任者が初代隊員として派遣され、安全教育なども取り入れた実践的な技術教育を行った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
機械技術と溶接・組立コースの学生(1-3年生)に対し、以下の活動を行う。
1.学生に対し、各種工作機械、溶接機などを使用し、金属加工(機械操作や作図)の基礎を指導する。
2.実習担当教員と協働し、実習指導方法の改善を検討する。
3.実習シラバスをレビューし、製造業界のニーズに近づけるよう、実習教育の質的向上を図る。
4.特に3年次の学生はテーマを設定して創作活動に取り組むことが課せられているため、担当教授に相談しながら、技術的な支援を行う。
※学生は普通高校からの入学者が多いため、初めて工作機械を学ぶ者が多く、基礎からの指導となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
旋盤6台、研削盤5台、フライス盤4台、ドリリング機1台、プレス機3台、一般溶接機4台、MIG溶接機1台、TIG溶接機1台、CNCミーリングマシーン,3Dプリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
工作機械ラボ4名(経験25年男性1名、経験20年男性1名、経験10年男性1名、経験4年男性1名)
溶接・組立ラボ4名(経験30年男性1名、経験20年男性1名、経験10年男性1名、経験5年男性1名)
活動対象者;学生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため
[参考情報]:
・機械加工技能士の資格が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)