要請番号(JL01223B33)
募集終了
4代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
貿易産業省ボホール州事務所
3)任地( ボホール州タグビララン市 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、各種支援プログラムを通じて、地域の中小零細企業の起業や技術の革新を促進及び開発支援している政府機関で、州内のクリエイティブ産業の発展と成長に焦点を当て、デザインとクリエイティブ サービス、伝統的な文化的表現、デジタルメディアなどの発展及び開発に重点を置いており、地域の中小零細企業に向けて、現地の建築様式やとデザインディテールに基づいた製品および市場開発プログラムを計画している。また、Fabrication Laboratories (FabLab) の設置により、地域企業に対するイノベーションと各種製造技術の利用機会を提供している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボホール州は、観光地および伝統工芸品の生産地として知られており、昔ながらの地域特有のデザインコンセプトを表現した土着の建築様式等を活かして工芸品を開発してきた経緯がある。 職人によって世代から世代へと受け継がれてきたこれらの伝統的なデザインは、地元の芸術品や工芸品に対する市場の需要の高まりに応えるために、さらなる開発と保存が必要な状況で、デザインを製品に発展させる能力の向上、製品材料の検討及び調達などについても、さらなる支援が必要とされている。製品の開発については、地域内、国内市場での市場性に加え、見本市等を通じて国際市場への参入も意識されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に、FabLabのある国立ボホール島総合大学や観光局などとも協力しながら以下の活動を行う。
・コミュニティーや地元企業などの生産者及び製品についての調査及び評価
・地域で利用可能なリソース (材料、技術) を用いた製品開発・見本作成
・地域企業に対する製品開発支援(技術、アイデア、開発プロセス、FabLab活用促進等)
・ボホール特有の建築様式や文化的モチーフを活かした商品や土産物の開発
・各種セミナーや研修等の企画及び実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
FabLab工作機械および機器(CNC フライス盤 Shopbot/MDX、レーザーカッター、3Dプリンター、ビニールカッター、3Dスキャナー、デジタル刺繍機、Print and Cut BFB 3Dプリンター)、オフィス用具、インターネットアクセス
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
中小企業課長50代女性
貿易産業課上級職員50代男性
上級職員40代男性、商業センターカウンセラー20代男性
活動対象者:地域コミュニティ生産者、中小企業企業、大学関係者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:専門知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく知識技術を要す
[参考情報]:
・大卒:プロダクトデザイン等
・実務経験:商品開発、プロダクトデザイン
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
FabLab機器・機材についての知識や使用経験があるとなおよい。