要請番号(JL01224A03)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
セブ州アレグリア町役場農業事務所
3)任地( セブ州アレグリア町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はセブ島南部に位置する人口2万3千人程度の町役場。町は9つのバランガイ(最小行政区)で構成されている。町役場年間予算は約2億円、職員数は約200名。隊員が配属となる農業事務所には15名の職員(正職員3名、非正規職12名)がおり、年間予算は約600万円。有機農業の普及、農民/漁民の生計向上、農業開発計画の立案等のサービスを提供している。農業及び観光を通じた産業を強化することで町民の収入向上を目指しており、有機野菜栽培に加え、アグロツーリズムなど、農業と観光を結び付けた活動にも興味を持っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピン政府は2010年に有機農業法を制定し国家として有機農業の推進に取組んでいる。配属先でもこれに基づき有機農業普及を進めており、2016年には有機農業において特に優れた取組を実施している町として、農業省から賞を受けている。町役場から約1キロ程離れたデモファームには比較的大きなグリーンハウスやミミズコンポスト生産施設があり、有機野菜生産の場だけではなく、有機農業を普及させるための学びの場としての役割も担っている。前任者は付加価値がつけやすい、レタスとミニトマトの栽培指導を行い、また、有機肥料の普及のために、指導対象村でのミミズコンポストの生産場の建設等も行った。これらの活動を基本とした継続支援のために引き続き隊員による協力が必要とされている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は同僚と共に、主に以下の活動を中心に行う。
・デモファームでの有機野菜栽培指導(これまではミニトマト、レタス、キュウリ、ゴーヤ等を試験栽培)
・ミミズコンポストの活用/普及支援
・農家を対象とした有機野菜栽培セミナーの実施
・新たなマーケット開拓
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
四輪駆動トラクター、シュレッダー、ハンドトラクター、鍬・こてなどの土農具、徒歩圏内に2か所のデモファームがある。
4)配属先同僚及び活動対象者
町長: 50代女性
農業事務所長:男性 60代(経験年数30年)
農業事務所には他14名が勤務しており、高価値作物栽
培、稲作、穀物、有機栽培、家畜飼育、養殖などの専
門性を持った職員がいる。
主なカウンターパートは女性40代(経験年数13年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:基本的な専門知識が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく知識が有用
[参考情報]:
・有機野菜栽培知識と経験が必須
・農産品の企画・販売経験があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地Aleguriaは小さな町のため設備の整った病院はなく、周辺には他隊員も派遣されていない環境のため、心身ともに健康な人材が望まれます。設備の整ったセブ市の病院までは、公共交通機関(バス等)で4時間程度を要します。