要請番号(JL01224A06)
募集終了



3代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
セブ州ヒナティラン町役場農業事務所
3)任地( セブ州ヒナティラン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はセブ島南西部に位置する人口1万6千人程度の小さな町役場。町は14のバランガイ(最小行政区)からなる。隊員の配属となる農業事務所は農民/漁民の生計向上を目的とし、農業開発計画の立案、農民/漁民に対する日常的技術指導/普及、病害虫防除、各種研修の実施等のサービスを提供している。所属事務所では有機農業に加えて、観光業にも力を入れており、アグロ/エコツーリズムなど農業と観光を結びつけた活動にも興味を持っている。これまでに2代にわたる野菜栽培隊員が主に有機野菜栽培指導を行ってきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
地域の農民は有機野菜の栽培をある程度継続して行うことが出来ている。収穫ピーク時にはトマト40~50トン、キュウリ20~30トン、ニンジン6~8トン、レタス2トン、ラディッシュ0.5トン、ゴーヤ40~50トン、唐辛子3~5トン程度が収穫されるようになったが、生鮮野菜としての限られたマーケットしかないため無駄になることも多く、3代目の協力としては、実際に栽培された有機野菜をいかに生計向上に結び付けられるかにターゲットを絞り、マーケティング職種での要請となった。栽培された野菜は一部オンラインで販売されることもあるが、地域マーケットで販売されることがほとんどで利益率は高くない。付加価値を付けたものとして、これまでに有機野菜のサラダミックスを試作販売したがうまくいかなかったとのこと。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
カウンターパートと共に地域農民と対話しながら以下の活動行う。
・現状調査(市場、栽培状況等)、栽培計画、出荷調整についての助言
・高価値野菜、高付加価値野菜栽培の提案、販売促進・販路の拡大、加工法や加工案の検討・提案
・必要に応じ、外部機関に依頼し、各種トレーニング、栽培支援、フォローアップ等の実施を支援
・関連団体との協力体制の構築(加工については各種サポートを提供している貿易産業省等)
※その他、余力があれば観光課等と協力しての活動も可能
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机等、デモファーム、研修施設
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
農業技術者50代女性(日本での研修経験あり)、
プロジェクト責任者:50代女性
活動対象者:主に二つの農民グループを対象に活動を行う予定。それぞれメンバーは136人と70人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:マーケティング知識経験が必須
[参考情報]:
・農産品開発に関わった経験等あると尚良い
・農学系学部卒であると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地ヒナティラン(Ginatilan)は小さな町であり設備の整った病院はなく、心身ともに健康な人材が望まれます。設備の整った病院があるセブ市までは、公共交通機関(バス)で4時間を要します。