要請番号(JL01224A07)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ベンゲット州ラ・トリニダード町役場観光課
3)任地( ベンゲット州ラ・トリニダード町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地はルソン北部の丘陵地帯(標高500~1700m)に位置し、人口約13万人、16のバランガイ(最小行政区)から成る。町役場全体の職員数は350名、年間予算は約5.5億円。同役場敷地内には環境自然資源事務所や災害危機軽減管理事務所などもオフィスを構えている。配属先となる観光課は2015年に設立され、職員数2名(追加1名雇用予定)、年間予算約50万円。町の観光産業の活性化にむけ、観光プロモーションや観光客に対するサービスの質の向上にむけた取り組みを実施している。町内には20の観光名所と、約100 か所のレストランやホテルがあり、コロナ感染拡大により一時的に観光客数が落ち込んでいたが、2022年頃からは徐々に回復し、近年の年間観光客数は約60万人。【町役場公式サイト】
【要請概要】
1)要請理由・背景
同町は隣接する北部ルソン最大の観光都市バギオ市からの観光客の流入を狙い、特産品イチゴを活用したイベント開催や観光マップ作成などを行ったが、具体的な成果はあがっていない。そこで2018年11月から初代隊員(観光)を受入れ広報活動強化に取り組んでいたが、新型コロナ感染拡大の影響で任期終了前に帰任を余儀なくされてしまった。その後、地元の州立大学と協力して新たな観光事業戦略を立て、今後はSNSツールを主としたプロモーションに注力するのが有効だとの考えに至ったが、これらに関する知見を有する職員が同課におらず、不定期で同町を取り上げてくれるブロガー有志に頼っている状態である。この状況を打破するため、SNSツールを使った広報活動の経験がある、又は積極的に取り組む姿勢のある人材をJICA海外協力隊に求めている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先観光課と共に、以下の活動を行う。
1. 任地の観光名所20ヶ所やコミュニティを巡回し状況把握
2. 配属先の既存観光開発プランと併せながら、観光プロモ―ションについての提案実施
3. 動画コンテンツの作成 ※ショート動画投稿(週1) ・特集動画(月1)頻度が目安
4. 地元ブロガーやメディアとのネットワーキング
その他、任地で行われる各種観光イベント(ストロベリーフェスティバル等)への運営補助も期待されている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、配属先の既存コンテンツ( 公式フェイスブック )
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
観光課 課長(30代男性)、総務スタッフ(20代女性)
活動対象者:
町役場スタッフ、町内住民、及び国内外からの観光客
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務経験に基づいた助言を要する
[参考情報]:
・ショート動画の作成・編集をした経験が必要
・観光マーケティング知識・経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
高い映像編集や撮影技術を求めているものではなく、スマホを使った撮影、編集でも可。
同町役場の災害危機軽減管理事務所では、防災・災害対策職種のJICA海外協力隊1名が活動中。