2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01224A11)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
ミンラルニア中央小学校 校内 授業の様子 フィリピンでは給食がないため、教室外に児童たちのお弁当が並んでいる フィリピンでは給食がないため、教室外に児童たちのお弁当が並んでいる フィリピンでは給食がないため、教室外に児童たちのお弁当が並んでいる

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

ミンラニルヤ中央小学校

3)任地( セブ州ミンラニルヤ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

セブ市から海岸沿いに1時間ほど南下した、人口約15万人の町にある中央小学校で、全校生徒(幼稚園~小学6年生)約3,000名、ひと学年は約370~500名で構成されており、地域の中でも特に大きな規模の小学校。校舎はパブリックマーケットや雑貨店が立ち並ぶ通りに面しており、下校時間には正門前にスナックや揚げ物、アイスなどの行商人が集まりとても賑やかになる。スポーツコンプレックスが目の前にあり、教室からはさまざまなスポーツイベントが一望できる。他校にはない「科学特別プログラム」が導入されており、ひと学年ごとに児童35名が選ばれ、英・理・算の3科目を通常学級の児童より長い時間受講している。全教師数は85名、内73名が科学特別プログラムを含む通常学級を担当している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校が定期的に実施している数学能力テストによると、小学1~3年生児童(計1,369名)のうち、約30%が学年相応の基礎学力を習得できていない。同校教員らはこの事態を深刻に受けとめており、全対象児童が「算数」科目で学年相応の基礎学力を習得できている状態(合格率約70%→100%)にまで成績をあげられるよう、何らかの介入が必要と考えている。しかし、生徒数の多さから教室が足りておらず授業は午前と午後の交代制で実施され児童一人ひとりに十分な時間を設けて対応できていない。さらに教員の指導力も不足しており、児童が高い意欲を持って学習に取り組む環境も十分に整えられていない現状がある。このような状況を打破するため、特に小学1~3年生の算数科目への貢献を期待して、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

算数を担当する同僚教員と以下活動を行い、小学1~3年生児童の算数の学力を向上を目指す。
1,小学1~3年生の算数授業の補助
2,小学1~3年生がより楽しく取り組める授業を行うための技術支援、アドバイス、教材作成を行う
3,小学校に通う児童が楽しく学習に取り組めるように地域の協力も仰ぐ活動を考え、企画、実施する
その他、学校行事の補佐、PTA活動の補佐、算数以外の科目についても協力の可能性あり。
異文化にふれる機会の少ない子供たちにとって、初めてのJICA海外協力隊として、楽しく取り組める簡単な文化紹介なども期待されています

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プロジェクター、プリンター、事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
小学校教員 84名。内カウンターパート1名(50代男性、算数担当、教師歴32年)

活動対象者:
小学1~3年生児童 約1,300名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚とのバランス

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づく助言が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】