要請番号(JL01224A13)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
レイテ州マタグオブ町役場地域保健事務所
3)任地( レイテ州マタグオブ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地はレイテ島西部に位置し、人口1万8千人の町で、21のバランガイ(最小行政区)から構成されている。配属先となるマタグオブ町役場地域保健事務所は地域住民のための保健サービスを提供する機関で、同じ敷地内には複数の棟があり、マタグオブ町役場の別部署オフィス(農業課、社会開発課など)、イベント会場に使われる広々とした屋根付きスペースなどがある。役場敷地前には軽食を買って食べられる移動式屋台や行商人がくることもあり、町の人々でいつも賑わっている。地域保健事務所は、母子保健(妊婦や乳幼児の健康診断、予防接種)、一般診療、健康相談の他に、感染症予防、リプロダクションヘルス、健康増進活動、各種統計分析などを行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピンの主たる死因は生活習慣病に起因する病気(高血圧、糖尿病、心筋梗塞等)で、当国の食(脂っこく味が濃い)や生活習慣(あまり歩かない)改善は国全体の課題である。配属先は生活習慣病による死亡率低減を目指し、JICA海外協力隊を要請した。2018年8月に派遣された初代隊員(公衆衛生)は、7つのバランガイを対象に、生活習慣病の概念の周知、高血圧・糖尿病患者の実態把握、スクリーニング、スポーツ・レクリエーションの提供(ズンバダンス等)、高血圧・糖尿病クラブを配属先とともに実施してきた。しかし2020年3月頃からの新型コロナ感染拡大の影響で任期終了目前に帰任を余儀なくされ、且つ配属先もコロナ感染予防業務等に追われ、生活習慣病予防のための活動継続を断念せざるを得なかった。今般、同保健事務所が通常業務に戻れるようになったため、これら活動の再開とその定着に向け再要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が選定した7つのバランガイに住む住民に対し、配属先スタッフと共に以下の活動を行う。
1. 対象地域に住む高血圧・糖尿病患者とハイリスク対象者の実態把握
2. 生活習慣病予防についての情報発信、カウンセリング実施
3. 高血圧・糖尿病クラブ活動の活性化(ズンバダンス等)
4. 健康的な生活をおくるための活動考案、実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、屋外対応スピーカー、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
医師1名(50代女性)、看護師1名、助産師6名
活動対象者:
バランガイヘルスセンター看護師及び保健ボランティア、マタグオブ町住民(主に対象7バランガイ)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[参考情報]:
・保健師資格があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
楽しくて健康づくりに役立つスポーツ・レクリエーション活動の企画・運営の経験があると尚良い。任地Matag-obは小さな町のため設備の整った病院もなく、心身ともに健康な人材が望まれます。設備の整った病院のあるマニラ首都圏・セブ市までは空路移動となり、最寄りのDaniel Z. Romualdez Airport(タクロバン市)まではバスを乗り継ぎ2~3時間を要します。