要請番号(JL01224A14)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ビコール地域総合病院・高齢者医療センター
3)任地( カマリネス・スール州カブサオ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は入院ベッド200床を有し医療職員362名とその他の職員123名が勤務しているビコール地域の総合病院で、成人及び高齢者のための専門医療サービスを提供している。またハンセン病の診断および治療サービスを行いながら、高齢期医療分野の研究センターとしての役割も担っている。高齢期医療サービスとしては、60歳以上の高齢者への各種ケアを提供しており、元気な高齢者にも、身体的、精神的、心理社会的等の健康面に課題のある高齢者に対しても、個別的なケアニーズに応え、生活の質を向上させ、可能な限り長く自立を促進・維持することを目的としている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では成人デイケアおよびシニア・アクティビティ・プログラムの充実を目指しており、利用者及び入所者がリラックスした雰囲気の中で行う活動や交流などを通じて、身体的・精神的な健康状態を改善を目的とし、自立したライフスタイルを維持していくための支援を行っている。またそれにより、廃用症候群の予防、病状の悪化や再発による受診の減少、ひいては医療費の削減につながることにも期待されている。超高齢社会である日本での実践例から学び、高齢者のケアのみならず、介護者への指導や助言、移行期ケアプログラムの確立などを目的としてJICA海外協力隊の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
カウンターパートと施設内での作業を共に行いながら主に以下の活動を行う。
・リハビリ的なプログラムやエクササイズ・レクリエーションプログラムの計画、実施支援
(ゲーム、音楽、美術工芸、ガーデニング、パーティー、小旅行、特別イベント、文化活動、毎日の散歩やグループ活動など)
・活動記録、月次成果報告、ターミナルレポート 、出席管理等についての改善提案等
・成人デイケアの基準作成に向けて日本での実践例の紹介や、介護者ケア、移行期ケアなどへの助言・提案等にも期待されている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
美術工芸材料、音響システム、テーブル、椅子、楽器(ギター、キーボード、歩行補助具(杖、歩行器など)、運動用具(ダンベル、ゴムバンド、平行棒、ジムボールなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:高齢者ケアに関するコアスタッフメンバーは16名。カウンターパート:40代内科医、高齢者病棟長
担当業務責任者は:30代及び40代の看護師
活動対象者:高齢者医療センター入所者、及びデイケア利用者。60歳以上を対象とした入院施設の定員は27床、成人デイケアの利用者は1日10~20名。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく知識や技術の共有
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先は村落部に位置しているため、約8キロ離れた小さな町Sipocotに住み、通勤することを想定しています。任地Cabusaoは遠隔地の僻地であり、近隣には設備の整った病院はないため、心身ともに健康な人材が求められます。設備の整った病院のあるマニラ首都圏までは空路移動となり、最寄りのNaga airport まではバスを乗り継ぎ2~3時間を要します。