要請番号(JL01224A17)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アンティケ州トビアス・フォーニエール町役場農業事務所
3)任地( アンティケ州トビアス・フォーニエール町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
トビアス・フォーニエール町はパナイ島アンティケ州西南部に位置し、50のバランガイ(村)からなる人口約3万3千人の町で、住民の大半は生計をほぼ自給自足の農業と漁業に頼っている。配属先となる農業事務所には正職員12名、臨時職員21名の計33名が配置されており、地域の農民/漁民に対して各種サービスを提供。高価値作物栽培をアグリビジネス発展の大きな可能性と考え、地域経済の発展に寄与することにも期待して、2022 年2月からは担当普及員 (農業技術者) を雇用し、高価値野菜生産プログラムを実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地での農業は米、トウモロコシ、キャッサバなどの穀物栽培が主で、野菜栽培の普及はまだこれからといった状況。配属先では、2016年から2018年にかけて活動した前任者の協力によって、高価値野菜デモ ファームが設立され、農家の収入向上と地域へのより安価で新鮮・安全な野菜の供給を目指して、高価値野菜生産プログラムを推進してきたが、引き続き高価値野菜の栽培及び管理についての知識や技術の共有・支援が必要とされており、後任者の要請となった。前任者は、土壌改良、作物の植え付け、栽培管理、苗床管理、木酢液紹介などの協力を行った。
現在栽培されている高価値野菜はニンジン、キャベツ、パプリカ、ニンニク、玉ねぎなど。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、デモファームでの高価値野菜やオフシーズン野菜の栽培及び管理技術のデモンストレーションを通して、以下の活動を行う。
・デモファームの栽培計画や栽培管理への助言や改善
・デモファーム職員との栽培技術や知識の共有
・生産者に対する栽培技術の紹介及び生産現場でのアドバイスなど
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
トラクター、苗床、鍬、鋤、種皿および苗バッグ、事務用品、小屋
4)配属先同僚及び活動対象者
州農業技術者 40代男性 経験20年超
農業技術者 男性 在職1年
その他同僚となる常勤職員3名
農場作業者50代、高価値野菜栽培コーディネーター20代、有機栽培コーディネーター
臨時職員10名(20から50代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門知識が必要なため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく助言等が必要
[参考情報]:
・有機野菜栽培知識と経験があるとなおよい
・病虫害についての知識があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地Tobias Fornierは小さな町であるため設備の整った病院はなく、心身ともに健康な人材が望まれます。設備の整った病院があるマニラ首都圏までは空路移動となり、最寄りのIloilo Airportまでは公共交通機関(バス等)で3時間程度を要します。