要請番号(JL01224A31)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
国立カビテ総合大学ロザリオキャンパス ホスピタリティ・マネジメント学部
3)任地( カビテ州ロザリオ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国立カビテ総合大学はカビテ州内に11のキャンパスを有し、配属機関はそのなかのひとつであるロザリオキャンパスのホスピタル・マネジメント学部。ロザリオ町とジェネラルトリアス町にまたがる同キャンパスには、ホスピタリティ・マネジメント学科、情報工学部など計6つの学部があり、約5,000名の生徒が通学している。同学部には生徒約200名が所属しており、40人x5クラス編成で授業が行われている。調理実習室は最大25名しか一度に使用できないため、少人数グループに分け交代で調理実習を行っている。卒業生が国内外のホテル、レストランに就職できるような、即戦力となるに十分な技術を有した産業人材の育成が期待されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同学部ではホスピタリティ・マネジメント分野において、質の高い教育を提供し、国内外で活躍できる産業人材の育成を目指している。しかし教員9名は指導歴10年に満たない人材が大半で、USでの飲食店、フィリピン国内のホテル、レストランフロントデスクなどでの勤務経験はあるが、日本食を含むアジア系料理を指導できる教員はいない。今は教員自身が知らない分野の料理については、それぞれ独学で学んだり、無料動画サイトでレシピを探したりして、完成品の味が正解なのか教員本人もわからないまま生徒への指導にあたっている。これまで同キャンパスの産業技術学部、情報工学部に隊員が各1名ずつ派遣されており、彼らの活躍を知った同学部からもJICA海外協力隊の強い要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
限られた調理器具や当地で入手できる材料で工夫しながら、生徒らの調理技術向上と、同僚教員らの指導力向上を目指します。
1,アジア系料理(主に日本食)の授業を担当し、調理方法に関する指導を行う
2,アジア系料理(主に日本食)の授業へのアドバイスと教材作成の支援
3,日本料理とその他アジア系料理を組み合わせた新しいレシピの開発や技術の共有
4,日本料理セミナーの企画・開催
その他、学校行事の補助、ナショナル料理コンテスト出場生徒へのアドバイス等を求められることも予想される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ガスレンジ、オーブン、ミキサー、調理器具一式
事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:ホスピタリティ・マネジメント学部
学部長(30代女性、教員歴8年)
教員 8名(20~30代)
活動対象者:
ホスピタリティ・マネジメント学部生 約200名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同学部では製パン・飲料クラスも開講されているため、これら部門の実務・指導経験も歓迎される。