2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01224B01)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3
ラパズ中央小学校 正門 ラパズ中央小学校 校内 約300㎡ある農園入口と担当教員(カウンターパート) 約300㎡ある農園入口と担当教員(カウンターパート) 約300㎡ある農園入口と担当教員(カウンターパート)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

ラパズ中央小学校

3)任地( レイテ州ラパズ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

レイテ島の人口2万人程の小さな町ラパズにある、まもなく創設100年をむかえる中央小学校。地域住民の多くは農家世帯である。主な生産物は、ココナッツ、サツマイモ、タロ、ゴーヤなど付加価値の高い作物。日雇い労働者も多く、工事現場での作業や洗濯代行などで日々の収入を得ている。全校児童605名、全職員28名(2024年度)。学校敷地は約9,000㎡、校内には農園スペースが設けられている。校内の農園面積は約300㎡で、拡張は可能。児童たちは「Edukasyong Pantahanan at Pangkabuhayan(EPP)」と呼ばれる、日本の家庭科に近い農業・情報技術・工芸・家政を学ぶ授業のなかで、この学校農園を活用している。現在はオクラ、キャッサバ芋などが植えられており、併設する作業小屋内には小さい苗床がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同地域はこれまでも不安定な収入で暮らしている家庭が多かったが、2020年3月頃からはじまったコロナ禍の影響でさらに職を失う住民が増えてしまった。校長は保護者(地域住民)を農園作業員として雇用し職を提供したり、収穫した作物を販売して学校教材の購入にあてたり、栄養失調児童の食事にしたりできないかと、学校農園のさまざまな活用法を検討している。さらに、パンデミックの影響で約2.5年間も通学が制限され、基礎学力が急激に低下してしまった児童たちが、少しでも学校へ登校することを楽しみにし、学習にも意欲的にとりくめるよう何らか働きかける必要があると考えている。児童たちの学習意欲を向上させ、さらに学校農園を活用した保護者を巻き込んだプロジェクトの企画・運営を担う役割をJICA海外協力隊に期待し、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

カウンターパート教員と共に、以下の活動を行います。
1,学校農園を活用したEPP授業のサポート
2,学校農園を活用した、児童向けイベントの企画・開催
3,農園で働く保護者を対象に、耕作、野菜栽培、接ぎ木、害虫駆除などの指導
4,農園で働く保護者を対象とした、農園を活用しての収入向上活動の企画・開催
その他、学校行事や地域行事の運営補助など

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器、手作業用の基本的な農機具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ラパズ中央小学校 教員28名、内カウンターパート1名(50代男性、EPP科目担当教員、同校勤続30年以上)

活動対象者:
ラパズ中央小学校児童605名、地域住民たち

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚とのバランス

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・地域社会を対象とする活動の経験

[参考情報]:

 ・野菜栽培の経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

最寄りの医療施設があるタクロバン市までは、公共交通機関で1時間以上を要します。