要請番号(JL01224B07)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
国立セントラルビコール農業大学
3)任地( カマリネス・スール州ピリ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、農業技術および科学分野における高度な教育と研究の機会を提供している国立大学。ビコール地域内に4つのキャンパスを持ち、充実した調査研究開発プログラム提供と合わせ、ビコール地域の農業、環境、技術開発をリードする存在。農学部では、約80名の教員のもとで、3,345名の学生が学んでおり、カリキュラムには毎年100~280時間の実習普及活動が組み込まれている。
国立セントラルビコール農業大学ウェブページ
【要請概要】
1)要請理由・背景
ビコール地域は農業が盛んで、米、ピリナッツ、タロイモ、ココナッツなどが多く栽培されており、これらは地域を支える産業となっているが、低い生産性、限定的な資金及び技術支援へのアクセス、不十分な公的支援などが原因で、地域の貧困率はフィリピンの中でも高い。大学では地域の貧困に対処するために、農業開発と関連した基本的なサービスとインフラについての専門知識や技術支援を含む包括的なアプローチの必要性に注目しており、学生が農家と行う実習や各種普及活動の中で、それらを解決できるヒントとなる幅広い知識や技術を提供することを目指し隊員の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と協力して、地域の農家と学生が行う実習及び普及活動のサポートとして、以下の活動を行う。
実習は4つのキャンパスのあるそれぞれの自治体で実施。
1. フィールドワーク(地域の栽培農家を訪問し栽培状況や、地元作物の地元経済との関連性を調査する)
2. 生産性の向上や起業を目指した関連技術や知識の共有(デモンストレーション、セミナーやフォーラムの企画実施等)
3. メンタリングプログラムのサポート(農家の抱える問題や実習状況について意見交換を行い、解決・改善方法を一緒に考え実践する)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
農機具等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学部長50代男性、教務副部長/カリキュラム・指導課担当40代女性(日本での研修経験あり)及び担当職員6名20 ~30代
活動対象者:農業専攻学生、地域の農業従事者200名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:農業の専門知識が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験知識の共有に期待
[参考情報]:
・フィールドワーク、野菜栽培、農場勤務等が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学生の実習及び普及プログラム例 : タロイモ・ピりナッツ・ココナツ・稲作の技術研修、農機具の普及・導入等
任地のPiliは小さな町であり、医療設備が整った病院のあるマニラ首都圏までは、公共交通機関(飛行機+バス)で、最大5時間を要します。