要請番号(JL01224B09)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
セブ師範大学
3)任地( セブ州セブ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は1902年、フィリピン師範大学として設立され、その後1925年にセブ師範大学として公式に開校しました。メインキャンパスの他に、州内に2つのキャンパスを有し、教育、看護、薬学、スポーツ芸術文化、コンピューティング・人工知能・サイエンス学、行政学といった学部で構成され、学生数は約10,000名です。同大学は、これまでの研究の成果を、学術的な目的の他に、社会貢献の一つとして広く一般にも利用できるような形で提供できるよう、イノベーション・知的財産・商業化オフィスを設立するなど、特徴ある事業を手掛けています。
【要請概要】
1)要請理由・背景
イノベーション・知的財産・商業化オフィスでは、これまでの研究成果として、地元原産のシナモンから抽出した有効成分を用いて、虫よけ剤を開発した実績があります(シナモン・食品イノベーションプログラム)。今後、同大学がこれまで手掛けてきた研究成果を参考にしつつ、セブ州の農産品を用いた、科学的な研究に基づく、社会に有用な商品の開発に向けてのプロジェクトを展開していくにあたり、JICA海外協力隊の要請に至りました。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚講師とともに、下記の活動を行います。
1.大学講師に対して、特許取得可能な技術、製品、サービスを商品化する方法についての講義を支援する
2.セブ州の農産品や商品から有効成分を抽出、分析し、その効果効能を科学的に解析することで、付加価値の高い製品の商品化を支援する。特許手続きに関しては、大学が担当する。農産品は、現時点ではシナモン、マッシュルームを想定している。
3.既存のシナモン由来の商品について、品質改善(パッケージなども含む)の提案、商品化戦略の支援を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ガスクロマトグラフ(島津 GC-2030、GC-2014)、液体クロマトグラフ(島津 LC-2050)、原子吸光分光光度計(島津 AA-7000)、炎光光度計、遠心分離機、ロータリーエバポレーター等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:5名
活動対象者:
イノベーション・知的財産、商業化オフィス利用者
大学内のラボラトリー関係者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:活動には必須
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動には必須
[参考情報]:
・化学分析の知識と経験が必須
・農産品、漢方薬等の商品化経験が必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25 ~ 35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)