要請番号(JL01224B13)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
レガネス中央小学校
3)任地( イロイロ州レガネス町 ) JICA事務所の所在地( マニラ首都圏マカティ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イロイロ国際空港から車で30分程の距離に位置する同町は人口約37,000人、18の村(バランガイ)から構成されている。イロイロ州中心部のイロイロ市までつながる大通り沿いに面しており、ジプニーやトライシケルで通学する児童が多く、登下校時には道路沿いにアイスやピーナッツなどスナック売りに来る行商人もあつまってとても賑やかになる。同校はレガネス町のなかで特に児童数の多い小学校で、創立102年目を迎える歴史ある学校である。児童数1,474名、教員45名。校内には日本政府の支援によって建設されたトイレ3か所があるが、これまでにJICA海外協力隊の受入れ実績はなく、本要請が初めての隊員派遣となる。年間予算約280万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピン教育省は2007年から全国の公立小学校57校を選び、その中でも特に成績が秀でている児童を集めたクラスを編成し、科学と数学に強い関心とより優れた能力を持つ児童を育成するための「Special Science Elementary School (SSES) 」プロジェクトを実施している。近年、同校もSSESプロジェクト実施校として選ばれ、小学4~6年生を対象にSSESクラスを編成しているが、コロナ禍の影響で約2.5年も対面授業が制限されたため全児童の急激な学力低下が危ぶまれている現状や、同校の慢性的な教員不足、多忙な日常から教員自身も指導力向上のための研鑽が不十分であること等が原因で、SSES児童へ質の高い教育を提供できていないことが課題である。このような状況を改善する役割をJICA海外協力隊に期待し、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
算数と理科を担当する同僚教員と以下活動を行い、児童の学力を向上させる。
1,算数と理科(実験含む)の授業補助、改善指導
2,日本での教員経験の共有(新しい教授法や算数・理科教材の紹介)
3,同僚教員を対象にした、上述知識・経験を伝えるための勉強会を企画・開催
4,学校行事のサポート
他にも、イロイロ州内の他JICA海外協力隊(障害児・者支援/小学校教育)との連携の可能性がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、プリンター等の事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:レガネス中央小学校 教員45名
内、算数・理科担当教員 9名
活動対象者:
SSESクラス児童 計103名(4年生33名、5年生34名、6年生36名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく助言が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)