要請番号(JL01818A06)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
コンケン聾学校
3)任地( コンケン県ムアンコンケン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、全国で21校ある聾学校の一つとして、1968年に設立された聴覚障害のある児童のための聾学校である。タイ東北部の4-18歳までの208名(幼稚園部:24名、小学部:82名、中高校部:102名)が在籍し、通学生と寮生の両方を受け入れている。職員数は62名(内教員は39名)。年間予算約900万円。同校へのJICAボランティアの派遣実績はないが、これまでに、バンコク、チョンブリー県、ノンタブリー県、ロッブリー県、カンチャナブリー県、チェンマイ県、ナコーンパトム県の聾学校にJICAボランティアが派遣されており、同校教頭は過去にJICAボランティアとの協働経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タイ政府は、障害者の生活の質の向上に関する法律を定め、障害者雇用を義務化し、職業訓練、教育、情報支援など障害者に対する公共サービスの向上を図っているが、現状では十分整っているとは言い難い。同配属先においても、卒業後に自立した生活を送ることができるよう、職業訓練に重点を置く他、社会生活を送る上で必要な礼儀や振舞い、コミュニケーション能力についても、幼少期から身につけられるよう指導方法を模索している。しかし、聴覚障害者に加えて知的障害を持つ重複障害児の受入れが増加し、異なる個性・能力のある児童・生徒に対する教員の指導力向上が課題となっていることから、教員の育成に加え、個々の児童・生徒が自立した社会生活を送るために必要な知識や技能を身につけられるよう、知見の共有や業務支援ができる人材が要望されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.音楽教師やクラス担任とともに、音楽活動を取り入れた授業を実施し、聴覚障害児(一部児童は知的障害も有する)に指導する。※現状は、音楽教師が1名のみのため、音楽の授業は主にクラス担任が担当している。
2.同僚教師に対して、児童・生徒への口話や発音指導について助言する。
3.同僚教師に対して、聴覚障害児の教材作成のアイデアの提供や授業の改善案を助言する。
4.同僚教師や職員と協力し、学校行事の企画運営や日本文化紹介などを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
リコーダー、ピアノ、ギター、伝統楽器(木琴)、補聴器等。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 男性 60代
教頭 女性 40代 (カウンターパート)
教員 男性 30代 (音楽教師)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭又は養護学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚教師に助言するため
[参考情報]:
・音楽指導の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学期:2期制(前期5月~9月、後期11月~3月)、第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)