要請番号(JL01818A10)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール・チョンブリー校
3)任地( チョンブリー県バーンブン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は理数科に重点をおくカリキュラムにより、科学技術系人材育成を目指す男女共学、全寮制の中高一貫校。タイ全国を12地域に分け、各地域に1校を設置している。1993年設立。2010年から現在の理数科に特化したカリキュラムに変更。1クラス生徒数24人。中学は各学年4クラス、高校は各学年6クラス。設備、教員配置等も12校で同様。各校は日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)との姉妹校協定、国際交流基金(JF)からの日本語パートナーズ派遣、国立高専機構との連携等日本と深い関係がある。2015-2017年JV(コンピュータ技術)派遣実績あり。配属先HP: www.pccchon.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
理数科に特化した学校であることもあり、理科の授業内容は大学1年生で習うような内容にまで及んでいる。各教室、各実験室にはプロジェクターが設置され、インターネット接続も可能である。PCでパワーポイントで作成した教材や実物投影機を活用した説明、他校の教員と協力して作成した教材、インターネットを利用した視覚教材等を活用して各教員は工夫をした授業を行っている。今回、日本の教え方(学習者主体の授業等)を学び、教員の能力向上につなげたいとの理由から本要請となった。対象教科は高校レベルの物理。高校2年生で学生プロジェクトと呼ばれる課題研究を行うことから、その学生への指導も期待されている。なお、本校のSSH姉妹校は、学校法人市川学園 市川中学校・高等学校であり、毎年相互訪問をしているほか、TV会議システムを用いた交流も行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.チームティーチングによって同僚の授業をサポートする。(授業はタイ語で行うため、隊員はサブに回ることが多い)
2.生徒の課題研究である学生プロジェクトを支援する。(英語での指導可)
3.日本との交流促進のための各種交流行事の準備等において生徒を支援する。
4.他のサイエンスハイスクール派遣隊員と協力した全12校を対象とする活動に参加する。
※姉妹校との交流や日・タイサイエンスフェア等での発表では英語を利用するが、普段の授業はタイ語で行われる。
※中学卒業後に高専に留学する生徒への日本語専門用語学習への協力も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、実物投影機、プリンター、印刷機、インターネット、各種物理実験装置(オシロスコープ、分光実験用スリット他)
4)配属先同僚及び活動対象者
理科教員:4名、男・女、30代から50代、修士取得者有、専門は物理2名、化学、生物各1名
指導対象生徒:主に高校1年生及び2年生
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先での勤務条件
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:経験に基づくアドバイスのため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度:前期5-9月、後期11-3月。第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)。住居:最寄り町の民間アパート(予定)