要請番号(JL01819B09)
募集終了
4代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発・人間の安全保障省
2)配属機関名(日本語)
クレッタカン人身取引被害者保護福祉センター
3)任地( ノンタブリー県 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1960年に設立された配属先は、タイ中央部において人身取引被害者女性を対象に、衣食住の提供、心のリハビリ、職業訓練、売春防止の啓発など、保護活動や社会復帰支援を行っている福祉施設である。入所者はタイ人、ラオス人、ミャンマー人などで、宿舎は最大300名まで入所可能とされている。JICA海外協力隊の派遣実績は3名(シニアボランティア1名(手工芸)、海外協力隊2名(青少年活動、手工芸))。
【要請概要】
1)要請理由・背景
入所者は人身取引被害により心理的・精神的なダメージを負っており、情緒不安定、集中力の欠如、自制心の欠如等、様々な心理的・精神的な問題を抱えている。そのような入所者がより早期に社会復帰できるように、配属先では基礎コースと職業訓練コースの2段階の体制によりその支援を行っている。基礎コースは、入所初期の被害者らが受講する1カ月間のプログラムで、その後、3~8カ月間の各種職業訓練コース(料理、機織り、洋裁、手工芸、かご作り、マッサージ、美容など)を受講し退所となる。JICA海外協力隊は、主に、担当職員と協働し、職業訓練における洋裁の技術指導に関する支援を行う。また、施設内で企画・実施されるイベントやエンパワメントアクティビティ、レクリエーションなどの実施支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1 職業訓練コース(洋裁)において、技術指導を行う。
2 全入所者を対象とした社会復帰アクティビティやイベントの実施を支援する。
3 配属先の行事や関連業務を支援する。
4 初期入所者を対象に行われる、心理的安定、不安軽減、人生観の再構築、他人との関係構築などに関する能力を養うことを目的としたアクティビティを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ミシン10台、ロックミシン2台、曲線定規、裁ちばさみ、手工芸用具、スポーツ用品など
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先同僚:
洋裁指導員:CP/20代/女性/関連分野学位あり
ソーシャルワーカー他
・活動対象者:
人身取引被害者の女性入所者約150名(内ラオス人、ミャンマー人など外国人は約20名程度/主に未成年)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女性保護施設での活動のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務を遂行する上で必要
[参考情報]:
・服飾・裁縫の知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(21~36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
CPと同等以上の洋裁の技術力が求められている。パターン技術を有すると指導の幅広がる。