要請番号(JL01822B22)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
チャンタブリー県特別支援教育センター
3)任地( チャンタブリー県ムアンチャンタブリー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チャンタブリー県特別支援センターは、同県内の9郡に10のサービスセンターを設置している。配属先の事業内容は①メインセンターのデイサービス、②サービスセンターのデイサービス③家庭訪問④自閉症クラス⑤病院の中のトレーニングセンターの5つとなっている。本センターと10のサービスセンターの職員数は約70名。配属先に登録している3歳から18歳対象者は、278名(2022年5月現在)であり、そのうちの約50名がメインセンターのデイサービスに通所している。障害が重かったり、家庭の状況で通所が困難な場合には家庭訪問のサービスを受けている。これまでにJICA海外協力隊の受け入れ実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、これまで、自分たちの方法で登録者に対してサポートを行ってきたが、タイの財団から支援を受ける中で、日本の企業から車いすを提供され、その際に短期で日本人のボランティアを受け入れたことをきっかけに、これまでの自分たちのやり方だけでなく、日本の特別支援教育の方法を知りたいと強く思うようになった。そのため、指導教科に特にこだわりはなく、日本の特別支援教育についての取り組みをセンター内の職員に共有してもらい、障害児へのよりよい取り組みをことが期待され、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と協議の上、隊員の特性に応じて、選択して以下の活動を実施する。
1. メインセンターで、初めてセンターに通所してきた子どもたちの障害の程度などを判断するための初期入所室の対応方法や、それぞれの障害に応じた授業を、同僚と協力しながら担当する。
2.サービスセンターの巡回を同僚とともに実施し、日本での経験をもとに助言をする。
3.同僚らとともに重度の障害を持った子どもたちの家庭訪問を実施し、保護者に対して助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所(机・いす・PC等)、各教室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:職員数合計 約70名
活動対象者:
278名の児童・生徒(0-18歳)およびその家族
1日に約50名がメインセンターに通所
4歳から10歳の子どもが多い。2022年5月現在
障害の種類(自閉症、精神障害、身体障害、重複障害)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルと合わせるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:日本の教授法を紹介するため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日常生活、活動上タイ語の習得は必須。住居は配属先内になる可能性が高く、市内から少し離れている。