要請番号(JL01823A30)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ウドーンピッタヤヌクン中高校
3)任地( ウドーンターニー県ムアンウドーンターニー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウドーンピッタヤヌクン中高校は、日本語教育において、教育省より地域の日本語教育センター校(地域の日本語教育の拠点)に指定されている。また独立行政法人国際交流基金のJFにほんごネットワーク(さくらネットワーク)のメンバー校として、日本語にかかる様々な事業を通じて、地域の日本語を学習する中高校の中核的な役割を果たしている。高校1年生から3年生までは日本語が必須科目であり、日本語学習者は約150人。その他、中学生向けの日本語クラブ活動(週1回)が実施されている。同校への他職種を含めたJICA海外協力隊員の派遣はこれまでないが、国際交流基金の日本語パートナーズの派遣が実施されていた。他の外国語科目には、英語、中国語、ベトナム語がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、必須科目としての日本語授業(週20コマ)に加え、日本語のクラブ活動(週1回)、教育省主催の日本語コンテスト、地域の日本語学習を実施している中高校との日本語キャンプなど様々な日本語に関連するイベントが行われている。これまでの日本人ネイティブスピーカーとの活動もあり、よりよい日本語教育が実施できるようになってきてはいるものの、生徒の日本語能力は最高でも日本語能力試験のN4レベルである。生徒の日本語能力向上のためには、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションだけではなく、タイ人日本語教師とのチームティーチングを通じて同僚教師の日本語能力および日本語教育能力の向上を図ることが必要であるため、隊員の派遣要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. タイ人日本語教師とのチームティ―チングを通じて授業の実施支援を行う。
2. 授業や学校行事などにおいて、日本文化を紹介する。
3. 日本語コンテストにおける指導・助言を行う。
4. 日本語キャンプ(年1回程度)の運営支援、助言を行う。
5. タイ人日本語教師の日本語教育能力向上を支援する。
6. 可能な範囲で他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有や協力活動の企画・実施等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学習教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』シリーズ ※国際交流基金によるタイ人日本語学習者向け教材)、PC、プリンター、プロジェクター、日本文化紹介用物品
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: タイ人日本語教師3名
男性1名:日本語能力試験N2、教授経験10年以上
女性2名:日本語能力試験N3、教授経験 3-4年
活動対象者:
必須科目:約150名(高校1~3年それぞれ50名弱)
クラブ活動:参加人数は年度毎に変動(中学生対象)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に授業を実施するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20-37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
1.同僚日本語教師はいずれも日本語が一定程度できるが、日常生活や活動上タイ語の習得が必須。
2.センター校として地域の日本語教育を牽引する役割を担うべく、コンテストやキャンプでも積極的な取り組みが求められる。
3.2学期制(5月~9月、11月~3月)