要請番号(JL01823A32)
募集終了
2代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール ブリーラム校
3)任地( ブリーラム県サトゥック郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(以下PCSHS)は、理科・数学に重点を置いたカリキュラムにより、科学技術系人材の育成を目指す男女共学の全寮制中高一貫校である。 同校はタイ全国に12校設置されており、配属先であるブリーラム校はその1校にあたる。1クラスの生徒数、各学年のクラス数、設備や教員の配置等は12校で概ね共通している。PCSHS間のコンペティション等を通じた学術交流が盛んであるとともに、各校は日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)との姉妹校協定や日本高専機構との連携を通じて、日本との深い関係を有している(参考:配属先Webサイト http://pccbr.ac.th/)。同校には2015‐2017年に同職種協力隊員の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
PCSHSでは、理科・数学に加えて情報教育にも力を入れており、中学では基本ソフトやオフィスアプリケーション、プログラミングの基礎等を学び、高校ではより専門的なプログラミング(言語は主にPython,Java)の学習へと移行する。またロボティクスやWeb技術分野等の最新技術の導入にも積極的である。協力隊員が同僚のタイ人教師とともに活動することで、生徒の理解度と思考力の向上に加え、同僚の指導力、授業内容の向上が期待される。
また、各地PCSHS配属の協力隊員が連携して、PCSHS全12校や日本の高専が参加するゲームプログラミング大会を企画・開催した事例のように、協力隊員の配属先のみにとどまらないインパクトのある活動も同時に期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに以下1~3の活動、同職種隊員とともに4の活動が想定される。
1.プログラミング(Python、Javaなど)に関する授業を同僚と実施
2.特別研究プロジェクトやコンペティションに関する指導・助言並びにコンペティション運営支援
3.課外活動(Unityを活用したゲームプログラミング指導など)の指導・助言
4.PCSHS各校に配属するJICA海外協力隊と協力・連携したICT教育向上にかかる取り組み、コンペティションの企画、開催支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ関連3室(WindowsOS 端末)、インターネット接続環境、各種オフィスサプライ製品等
4)配属先同僚及び活動対象者
1.同僚
IT教員3名: 男性 2名、女性 1名
2.生徒
中学生:24名/4クラス 288人
高校生:24名/6クラス 432人
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:専門的知識、技術が必要
(指導経験)2年以上 備考:生徒への指導に必要
[参考情報]:
・プログラミングの知見は必須(言語問わず)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活面ではタイ語が必要であるが、配属先では英語での活動が可能である。
学校は2学期制(5月~9月、11月~3月)で、市街地から車で30分~1時間の距離に位置する。協力隊員は原則学校敷地内の教員用住居に住む。学校内とその周辺で日常品の入手等に支障はない。