要請番号(JL01823B05)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
第1特別支援教育センター(ナコーンパトム)
3)任地( ナコーンパトム県サムプラン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省基礎教育局は国内77都県に0-18歳を対象とした特別支援教育センターを設置している。そのうちの12か所を主要センターとして位置づけ、主にセンター内外の障害児の早期教育、リハビリテーション、児童の入学前後のフォローアップ、家庭訪問、特別支援教育に関する各種セミナー開催等の事業を行っている。1999年に設立された同配属先はそのうちのひとつであり、メインセンターと5つのサービスセンターからなっている。同センター全体の登録者数は約400名であり、実際に通所している人数は約200名である。教員数は58名、総職員数は86名である。現在障害児・者支援職種の隊員が1名活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は、0歳から20歳代の視覚障害、聴覚障害、知的障害、自閉症などのある児童・生徒90名を受け入れており、初期入所室、アートセラピー(音楽・図工)用教室、それぞれの障害に応じた教室などの施設が整えられている。また、家庭訪問をチームで実施している。日本における子供たちの心のケアや初期入所室における早期介入の仕方を紹介してもらい、新しいプロジェクトを共同で立案し、実行していくことが望まれ、JICA海外協力隊が要請された。隊員はおもに、施設に初めて通所する子どもたちの障害の種類や程度を判断するための初期入所室や、自閉症や知的障害を対象とした教室にて活動予定である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 日本における障害児への早期介入に関する知見を共有し、実際の作業を共にすることでよりよい対応の仕方を考え、実践する。
2. 特別支援教育に関する各種セミナーの開催をセンターの職員とともに計画,立案し、実施する。
3. 初期入所室における子どもたちへの介入の仕方や対応の仕方に関して助言をする。
4. 自閉症・知的障害クラスに参加し、個々の障害の程度や実態に合わせた対応・指導に関する助言・提案を行う。
5. 自閉症児及びその家族や同僚への助言・支援をおこなう。場合によっては家庭訪問に同行することもある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、Wi-Fi、事務用品、各教室等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教員 20歳代から60歳代 約35名
職員 約16名
活動対象者:0歳から20歳代 登録者 約430名
メインセンターへの通所者 132名
視覚障害 1名 聴覚障害 5名
自閉症・知的障害 120名
2023年7月現在
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
タイ語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員免許が必要なため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:日本の教授法を紹介するため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・自閉症や知的障害児を対象とした活動経験尚良し
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先の敷地内となる可能性が高いため、共同生活となる。生活、活動上タイ語が必須となる。